EKW モーゼル リースリング
Ehemalig Kurfürstliche Mosel
参考小売価格:1210円
産地:モーゼル
品種: リースリング
購入元:カルディ(店頭)
インポーター:株式会社オーバーシーズ
アマゾンプライム感謝祭に備えてワインを買い控えていましたが、飲むワインがなくなってしまったため急遽カルディで調達。
割引ポップが貼られていて1500円以下の縛りで探しており、このワインは1100円で購入しました。
でもね、私リースリングには口うるさいのよ。
というのも、エノテカのトリンバックや、フィラディスのクヴェアバッハでリースリングの味を覚えたので、安リースリングを受け付けなくなっているんですね。
それにドイツと言えば、オーエナー フェーヘ、ヨハニターグート、フリードリッヒ ベッカーあたりの高いワインや鬼コスパ連中も私の基準となっています。
つまり、千円で買えるモーゼルなんてどうせ地雷だろうとダメ元で購入しました。
飲んでみた結果、想像通りですね。
平べったくて、中途半端に甘いリースリング。
酸がね、しまってこないのよ。冷蔵庫で冷やした状態で飲むと美味しく飲めるのですが、「モーゼルのリースリング」と考えると私基準では地雷。
普段安いワインを中心に飲んでる私がこのように感じるのに、高いワインを取り扱ってるソムリエが安カルディ称賛してるのは違和感でしか無い。
もちろん、安ワインと高ワインのジャンルの違いがしっかり理解できてる人に向けての「これは凄いワインに出会いました」なら違和感を抱くこともないですし、「(この価格にしては)凄いワインに出会いました(普段この価格の比較を頻繁にしている、凄くないワインの情報も発信している)」なら問題ありません。
しかし、私レベルでも「著名な方がレコメンドしてるなら、まともなリースリングかも」って期待しますからね。
なので、ここは声を大きくしていいたい。YouTubeやSNSで「これは凄いワインです」発信を参考にするときは比較対象を明確に発信してる人のみを信用しろと。
普段安ワインなんか飲んでないのに企画ありきで「アルパカ!、コノスル!」なんてネタをこすりまくってるのは全てフェイク。
この値段にしては凄いって言ってるなら、この値段にしては凄くないワインの基準を教えてねって。3千円にしては凄いのなら、あなたの3千円基準の銘柄はなんですかってね。