マロ・ダイヤモンド・レッド 2015
MALO DIAMOND RED 2015 RESERVA
参考小売価格:2376円
産地:ポルトガル
品種: カステラォン、シラー、アリカテ・ブーシェ、カベルネ・ソーヴィニヨン
購入元:葡萄畑ココス
インポーター:ポルトガルトレード株式会社
大好評、葡萄畑ココスさんのおまかせシリーズ4本目。
ハンガリーのロゼ泡から始まり、カリフォルニアのソーヴィニヨンブラン、スペインの微発泡ロゼと、引っかかりの有る変化球で楽しませてくれておりますが、今回は初めての赤ワイン。
親切、誠実、丁寧にワインをセレクトしてもらっているだけに、出だしから嫌なコメントしたくなかったのが本音。なぜなら「安赤って本当に難しいから」
旨い!だったとしてもあくまで「安ワインってジャンルとして許される」ワインだったり、ちょっと高級路線にいくと飲みにくかったり(開いている、閉じている問題。若い問題など)と率直に感想述べたい身としては1本目に選ぶには心苦しかったんですよね。
そんな中、今回のワインはポルトガル産。
ブログをどこまで読んでくれてるかどうか定かじゃないのですが、当研究所では「安ワインでもポルトガルはイケる」って一貫して主張してるので、もしかして全部読んでるのでは??なんて感激しちゃいます。
2019年の十二使徒ワインなんかに選んでるワインもありますし、先行イメージとしては高感度高く、輸入業者さんもポルトガルに強そうなネーミングなので、身構えつつも楽しみにしておりました。
価格帯や品種はあえて調べずに飲み始めましたが、第一印象は「ポルトガルの土着品種で千円台」。百均グラスに並々ついでガバ飲みできるやん!なんて息巻いておりましたが、酸がしっかりしてるんですよね。
安赤の濃いタイプは産地問わずフニャってしただらしない甘みを感じたりするのですが、「甘さの要素はあくまで果実の風味に隠れて支えてる」印象を受けます。
高ワインにありがちな「コーヒー」や「スパイス」を感じさせる複雑性もありつつ、親しみやすい飲みやすさも兼ね揃えた万能赤ワイン。
今まで飲んできた経験値で脳内コンペすると2千円超えはちょっと(汗)感ありますが、税込み2千円以下で定価売りされてるなら凄いと思います。
本日の組み合わせ
一杯だけ味見のつもりが映画見ながら完飲。小難しい事考えずにウマウマすいすい飲めるやつです。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Cランク
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