サイクル ピノ・ノワール 2017
Cycle Pinot Noir 2017
参考小売価格:1250円
産地:ブルガリア/トラキアン・ヴァレー
品種: ピノ・ノワール
購入元:かめや
インポーター:モトックス
明るいうちに飲む赤ワインって、やっぱり軽めのボディがいいじゃないですか。
そんな気分に寄り添ってくれる品種ピノ・ノワールですが、意外と濃い味があるのを忘れてました。
今回のワインは、エニーラを筆頭とし、低価格でも良い印象しかない「ブルガリア」と、現地と変わらない値段設定に定評のある「モトックス」のゴールデンコンビ。そんな先入観故に期待値高めでテイスティングしちゃいました。
よく言えば、「生き生きとした果実味。イチゴを連想させる赤系果実主体のフレッシュな香。微かに血液、草、ミントの要素も感じられる。口に含むと果実のはっきりとした甘味が印象的だが、徐々に酸も立ってきてバランスは整っている。余韻の方でタンニンも出てくるので、価格帯を考慮すると適度な複雑性を持っていると言えます。
まぁ悪く言えば「ちょっと背伸びしたフルーツ爆弾の単調な味わい。」
万人受けする分かりやすい味に仕上がってる一方で、普段レンジが3千円クラスならび、熟成ピノや繊細ピノが好みの人には絶対にお勧めしないタイプ。
まぁ、安いは正義なんですけどね。。
庶民のワインポイント
値段(小売):50点
生産地:2点
アロマ :6点
バランス :4点
余韻 :3点
複雑性:2点
買いやすさ:3点
主観:6点
悪いニュアンスに伝わったかもしれませんが、実勢価格千円を考えると大健闘。しかしコノスルクラスのメジャー安ワインと比べると多少ランクは落ちます。