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オーストラリア

ロゼ色に見えるオレンジワイン

クレメンタイン・ピノグリ 2019

Clementine Pinot Gris 2019

参考小売価格:2350円

産地:オーストラリア・ニュー・サウス・ウェールズ

品種: ピノグリ

購入元:かめや

インポーター:モトックス

クレメンタイン・ピノグリ

輸入元であるモトックスさんの注目アイテムシリーズからの1本。

キャッチコピーは

愛娘「クレメンタイン」の名にふさわしいチャーミングなオレンジワイン『クレメンタイン ピノ・グリ』

https://mot-wine.mottox.co.jp/new_wine2/clementine-pinot-gris.html

オレンジワインとは、白ワインを赤ワインの製法で造ったワインなのですが、今回の使用品種であるピノグリは、果皮が紫っぽいため、色がオレンジではなくロゼ色に見えました。

冷蔵庫保存でロゼと思いながら飲み始めたため、パッとしない印象でしたが、温度が上昇してくると開眼。いちご果実を主軸としながら、余韻まで通して苦い味わい。この苦味の要素はワイン単体で楽しむとなるとウィークポイントとして受け取る人もいますが、食事との組み合わせで本領発揮。

そもそも日本人が食事と合わせるお茶って苦いタイプがほとんど。そりゃお茶と比べると幾分高価ではありますが、料理の旨味を上手く引き出してくれると言った意味ではワインに軍配があがります。

贅沢を言えば、二千円オーバーにしては多少水っぽさを感じるので(オレンジワインにしては薄い)、もっと濃厚で突き抜けた苦味を期待しちゃいたいところ。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

値段(小売):42点

生産地:3点

アロマ :5点

バランス :6点

余韻 :5点

複雑性:8点

買いやすさ:3点

主観:3点

総合得点:75点

庶民のマリアージュ

お茶に合わない食べ物が少ないと同じ理論で、肉、魚、野菜、お菓子、煮物、焼物、揚げ物、なんでもOKですよ。

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ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。