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イタリア/北部

ノンビンテージの選び方??

オレンジワイン アランサット ノンフィルター NV ボルゴ サヴァイアン

Orange Wine ARANSAT Non-Filter

参考小売価格:1500円ぐらい

産地:フランス/フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州

品種: ピノ・グリージョ 85%、 ソーヴィニヨン・ブラン 15%

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社オーバーシーズ

肌寒くなってきた季節柄、鍋料理の出番が増えてきます。

その点オレンジワインは、どんな具材でも無難に合わせることができるのでセラーにストックが有ると安心するタイプ。

今月初めに購入したこのオレンジワインセットの中で唯一過去に飲んでいたのが今回のアランサット。カルディの目立つ所においてありますし、約1年前の10月5日に飲んでいました。

いつもならビンテージ違いを意識するのですが、このワインはノンビンテージ表記。

ビンテージが無いワインは「早く消費するべきワイン」なのか「いつ消費しても問題ないワイン」なのかわからない部分があります。もちろんお店側としては後者を主張するかもしれませんが、飲み手としてはなるべく新しいものを求めたいので、回転率の悪いお店では買いたくないタイプです。

今回に関しては普段から利用させてもらっている信頼の置けるショップから購入したので、そのあたりは気にしつつ気にしないように飲んでみました。

色調はしっかり濃い目のオレンジ。ノンフィルター系は当たり外れが大きいのですが、カルディワインで大きく外すことはないのでそのあたりは安心できる所。

香りはネーミングに引っ張られてみかんの風味。後味が苦辛系なので私好みのタイプ。

出汁の要素があるので、今日は和食と合わせてみます。

注意:当研究所では、高級ワイングラスを利用し、適性温度でテイスティングしております。冷蔵庫温度や常温のワインをマシンメイドグラスで味わった場合とは感じ方がかわりますので、その辺り差し引いてご閲覧ください。

本日の組み合わせ

ホルモン味噌炒め、白菜、高野豆腐、ひじきと合わせる。良い感じでしたよ。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Aランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。