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イロモノワイン

トップバリュのワイン?その1

ワインデリ 白

TOPVALU BESTPRICE Wine Deli white

参考小売価格:368円

産地:国産

品種: 海外濃縮ブドウ

購入元:イオン

製造:メルシャン藤沢工場

ウイスキー界隈では「極悪」とされているトップバリューブランドですが、ジョブチューンを観てると、有名シェフたちが実名でレトルトや冷凍食品を大絶賛していたんですよ。

ヤラセ、オーバーアクション、プロの構成作家が考えた壮大なPR番組だったとしても、開発陣の情熱が画面から伝わってきたんですね。

そこまでいうならと、まとめ買いをし、何種類か確かめてみましたが、確かに美味しい。

https://twitter.com/shomin_wine/status/1792458532274721244

そもそもトップバリューとは、一言でいうと、イオングループのプライベートブランド。「確かな品質、この安さ」をキャッチフレーズにお客さまの声を商品に生かします。 ということで、忖度なしに感想言っても怒られないだろうと購入してみました。

まずは第一印象。ペットボトルでかなり地雷臭がしますね。

製造は世界に通用するワインを製造しているシャトー・メルシャンなので、そうそう飲めないワインはつくらないだろうとは思うのですが、食品とワイン、決定的な違いがあります。なんだかわかりますか?

それは値段です。

儲かる商売の基本は多重レイアーであること。つまり利益がどこででてるかわからない構造になっていて、一般消費者が自力で供給できないことが原則として考えられるんですけど、食品って、食材があればつくれるじゃないですか。だから、唐揚げなら原価がどれぐらいって想像することができるんですよ。

そう考えると、トップバリュー今回まとめ買いしてわかったのが、高いです。ローストビーフなんか100gで700円ぐらいしたので、震えました。見切り品のブロック肉だったら、500gぐらい買えます。

とはいえですよ、手軽で便利で美味し。賞味期限もロングでストックしていると安心。という付加価値を考えると、喜んで買える商品なんですね。

一方ワインは720mlで税込み368円。普段飲んでるワインの定価が1500円ぐらいだとしたら約3分の1。自分では作れませんし、原価構造がわからないゆえに怖い。

普段ワインは高いなぁ〜なんてブツクサ言ってるのに、いざ安いと恐怖が芽生えます。

実際に飲むと決めた前日は、うわぁー、明日飲むワインアレかーなんて、ちょっと気分おちてましたもん。

でもですよ、これが飲んでみて素晴らしいワインだったらと考えると、これからのワインライフに革命が起こります。濃縮還元ワイン最高!って。

そもそもメルシャンさんのエリートたちが集まって、時間とコストをかけて大衆のために生み出したワイン。

もしかしたら、ジェネリックブルゴーニュになっているかもしれない。

最近チーザって江崎グリコさんのお菓子食べてびっくりしましたもん、チーズよりワインに合うやんって。最近チーズ高いですよ。それが100円ちょっと出せば味わえるってやっぱ大企業すごいなって。

https://twitter.com/shomin_wine/status/1790662792183455790

これがね、ワインでね、トップバリューとメルシャンのちからで革命が起きてたらなって。

とはいえ、ワインを美味しく飲むコツは、アルコールの枯渇と自己洗脳。

身体がアルコールを欲したタイミングで飲んでみました。

結論、ジュースです。アルコール感ゼロです。

ただ、美味しいジュースではあります。食事と合わせてみて、食事の邪魔をしない秀逸なジュースです。

半分で赤ワインに切り替えるつもりでしたが、1日で飲み干しました。

ワインとしてではなく、新ジャンルとして飲めば嫌悪感無く美味しく飲めるはずですよ!

革命は起こりませんでしたが。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Bランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com