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チリ

プライムマークで納期1ヶ月、超絶人気のチリワイン

ビニャ マイポ レセルバ ビトラル メルロ 2017

VINA MAIPO RESERVA VITRAL MERLOT 2017

参考価格:6本で6162円

購入価格:6本で4235円

産地:チリ/マイポヴァレー

品種: アマゾン

購入元:サントリー

インポーター:サントリー

庶民のワインポイント:3.25点

〇〇賞受賞、誰々が絶賛、今更そんなワードに騙されるほどワインリテラシーが低くないのですが、アマゾンのタイムセールで、激安だったため購入しました。

主要品種が全て抑えられていることで、テイスティング試験前の良いウォーミングアップになると思っておりましが、一向に届かず、、、、

注文時にはプライムマークで在庫あり、2日後到着予定だったのですが、3日後に納期未定メールが。

結局試験には間に合わず、キャンセルしようと考えましたが、最近千円以下ワインが少なくなってきたことと、アマゾン内の高評価を信じて、到着を待つことに。

最終的に届いたのは注文してから約1ヶ月後。そんな品切れになるぐらいの人気ワインなら、苦手品種からテイスティングして思いっきりディスってやろうとメルロをチョイス。

まず、香りはまるで「ロワールのカベルネフラン」、青ピーマンなどの青野菜のニュアンスが強く、完全にカベルネフラン。まぁ、メルロにもそんなニュアンスあることにはあるのですが、ベリー系要素や樽香が低く、メルロと判断できる要素は少ないです。

口の中に含んでみても、口当たりと飲みごたえの軽く、あっさりと仕上がっています。

アルコール度は高く、甘味が少ないため、必然的に苦味と酸味の要素が強調されており、「飲みやすいチリのメルロ」と思って手を出すと嫌な思いをします。

しかし、嫌なことばかり書いておりますが、外観から余韻に至るまで全ての要素は完全にカベルネフラン。しかも味わい的にはシノンあたりの村名クラスに匹敵します。

そう、これが700円なら完全に勝利。

サーロインやロースなど、やや脂身の多い肉料理との相性を期待できるでしょう。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

生産地:2点

買いやすさ:5点

売り文句:0点

大手インポーターでこの情報量の少なさ。その心、「安けりゃお前ら買うんだろ!」

https://products.suntory.co.jp/d/7804320064932/

アロマ:4点

複雑性:3点

余韻:3点

たいがくんポイント:4点

総合評価:3.25点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。