安定したお買い得スパークリングセットの代名詞といえば「タカムラワインハウス」と「ヴェリタス」。その中でも、タカムラワインハウスはインポーター兼務で不良品対応も神。
まさに庶民のためのワインショップ。
最近の当研究所一押しは「フィラディス」ですが、絶対にハズレワインがないことがフィラディスの最大の欠点。その要員としては、「フィラディスに千円以下ワインが無い」ということ。
そう、ここは庶民のワイン研究所。千円以下ワインにチャレンジしてこそ、その真価を発揮できるというもの。
今回のセットはズバリ1本単価900円。
餌まきワインと在庫処理ワインが必ず混合しているので、とくと見極めようではないか。
VFスパークリング エクストラ ブリュットNV ヴァッレ フリオ
VF Sparkling Extra Brut
参考価格:1360円
購入価格:12本で10800円
産地:チリ/セントラル・ヴァレー/マウレ・ヴァレー
品種:シャルドネ90%/ソーヴィニヨン・ブラン10%
購入元:タカムラワインハウス(楽天)
インポーター:タカムラ株式会社
庶民のワインポイント:82.7点
エチケットに大きく記載されている「エキストラブリュット」は、限りなく糖分が残っていない超辛口タイプ。
ハズレワインでありがちなのが、毒々しい甘さなため、「エキストラブリュット」表記だけでも「絶対にハズレではない」ことが判断できます。
そして、何より「洗礼されたラベルデザイン」。
かなり旨ーいオーラでてますよ。かなり。
さて抜栓。
色合いは薄めだが、高い気圧がグラス内で沸き立つ。そして「力強いアロマ」。
補糖を限りなくゼロに等しい製法で、驚くべきほど、フルーティーで熟成香が立っているアロマ。
シャンパーニュとは全くの別物だけど、シャンパーニュ(五千円以下レベル)より好きになる人は一定数いる味わい。
予備知識一切なしで「シャルドネ」正解でしたが、その要因は、ブルゴーニュのそれ(モンラッシェ)に近いものを持ち合わせているから(多少盛ってます)。
単品価格でも驚きの1500円以下は、今後の泡特集に登場してくるスパークリングたちに、厳しめの評価を下してしまいそうな予感がしてまいりました。
庶民のワインポイント
価格:100点
1本あたり900円
生産地:68点
マウレ・ヴァレーまで絞れているのは千円以下では珍しい。
買いやすさ:70点
楽天利用者やセット購入に抵抗なければ買いやすいですが、それ以外の方だと購入ハードルは高め。
売り文句:90点
完璧なテイスティングコメント。
アロマ/泡の量:75点
昨日のシャンパーニュよりは上のレベル。
複雑性:84点
熟成香からくる、複雑性は素晴らしいの一言。
余韻:45点
鼻から抜ける香りは合格点。
たいがくんP:90点
満点あげたいところだけど、ラベルの雰囲気であたりが確信できたので、驚きのなさが原点理由。
加算点前の平均:77.7点
メディア:0点
検索の結果、めだった賞はありませんでした。
生産者:2点
低価格レンジで何種類か発見。
SNS:3点