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フランス/シャンパーニュ地方

庶民のワイン研究所「泡特集」第二弾「シャンパーニュ」

ポワルヴェール ジャック シャンパーニュブリュット

Poilvert Jacques Champagne Brut

参考価格:2200円

購入価格:2176円

産地:フランス/シャンパーニュ

品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ

購入元:リカオー (地元の酒屋)

インポーター:株式会社ダイセイワールド

庶民のワインポイント:90.1点

娘の誕生日という口実で買いましたよ「シャンパーニュ」。

でもね、誕生日まで待てずに空けちゃいましたよ「シャンパーニュ」。

だって、泡特集やるなら初めに飲んで記録しておかないと、「まるでシャンパーニュ」ワード乱用できないじゃないっすか。

そう、最下層の「アルパカ」を飲み、最高位の「シャンパーニュ」を味わってこそ、特集の意味が深まるということ。

でも、庶民がシャンパーニュ??

なんて聞こえてきそうですが、安心してください。

税込「2176円」で購入しております。一般庶民より懐事情に余裕のある「一般ワイン愛飲家レベル」では、2千円台前半は「デイリーワインぐらいの価格」といっても過言ではありません。

試しに、他のワインブログ様なんか覗いちゃってくだっさい。ほぼほぼ2千円台のワインがメインですよ。

と半分ヒガミめいたグチはこの辺りにしておいて、このワイン。

「さすがシャンパーニュ。」

シャンパーニュを名乗れるのには、

  • 手積み収穫。
  • 高貴3品種(ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ)
  • 瓶内二次発酵(自然にできた泡)
  • 5気圧以上。
  • 最低瓶内で15ヶ月以上熟成

のような厳しいルールがあるので、はっきりいって不味いわけない

湧き上がる泡。

深いコクを感じるナッツ類のアロマ。

口の中で爆発するウマミ成分の協奏曲。

下手な「まるでシャンパーニュ」な高いスパークリングを冒険的に買うより、よっぽど安心できる味わいです。

でもね、安心=安定=想像のできる味わい。

このワインも悪くいってしまえば「ありきたりの低価格シャンパーニュ」。ワイン歴が長い人ほど、何度も、何度も味わったような面白みのない味わい。

だからこその、今回の「泡特集」。同価格帯の「まるでシャンパーニュ予備軍」を数本スタンバイさせております。

スパークリングワインの王者はシャンパーニュで異論の余地はないですが、当研究としては、

「2000円台のシャンパーニュ」VS「2000円台の選ばれしスパークリング」がやりたいわけですわ。

まぁ、2千円台と言いながらも、メインはもちろん千円以下。だって庶民が毎日二千円の泡もの飲めるわけないでしょ!

庶民のワインポイント

価格:79点

生産地:79点

スパークリングの王者シャンパーニュ地方

買いやすさ:90点

大手インポーターの商品。そこそこの規模の酒屋さんなら必ず置いています。

売り文句:100点

検索結果トップのうきうきさん参照ですが、嘘偽りなしの完璧なコメント。

淡い銅を帯びたゴールド!リンゴや春に咲く花!フルーツのシロップ、トースト、華やかな洋ナシのアロマ!ブラン・ド・ノワールに近いセパージュからは、丸くて幅があり、レモンドロップや花のような要素に伴い、魅力的なクリーミーな舌触り!フィニッシュはソフトだがドライでレモンのような大きく豊かで風味がいつまでも後を引く究極シャンパーニュが円安のこの現在!びっくりプライス!

https://item.rakuten.co.jp/wineuki/0103002009733/

アマゾンのレビューでは酷評されておりましたが、レビュワーさんのレビュー履歴覗くと、高所得者層っぽい買い物履歴でした。まぁ、普段からうん万円のシャンパーニュ飲んでる人からすれば泥水のように感じるんでしょうな。

アロマ/泡:93点

泡の量、香りの強さともに上級レベル。

複雑性:76点

シャンパーニュのテンプレート的味わい。

余韻:68点

一度飲んだら忘れることない余韻。

たいがくんP:88点

完璧すぎるが故に、オーソドックスさに物足りなさを感じる贅沢な感想。

シンプルに、「シャンパーニュとはなんぞや?」を安価で体験できるといった意味では1000点あげたいくらい。

加算点前の平均:84.1点

メディア:0点

生産者:0点

SNS:6点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。