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フランス/ロワール地方

歴史あるロワールの名門らしい

ポール・ルイ

Peut ‘Louis

参考小売価格:1430円

産地:ロワール

品種: シュナン・ブラン

購入元:アマゾン

インポーター:サッポロビール株式会社

アマゾンのゴールデンウイークセールを物色して購入した1本。

決めてはやっぱり「クレマン・ド・ロワール」が千円台前半で買えるってこと

シャンパン以外の原産地呼称スパークリングで、1,2を争う好みなクレマン・ド・ロワール。単品で購入しようとすると2千円は超えてくるのでかなりお買い得です。

しかし、到着後、エチケットを確認すると「クレマン・ド・ロワール」の表記なんてありません。

「えっ」

と思って調べてみると、たしかに販売ページに「クレマン・ド・ロワール」なんて文言は一言も書いていません。

「ロワール」「瓶内二次発酵」とはありますが、AOC表記はありません。

特段記号(AOC)にこだわっているわけではないのですが、品種もクレマン・ド・ロワール認定のシュナン・ブランですし、なぜという疑問が湧いてきます。

ともあれ、ポール・ルイのブランドは歴史のあるロワールの名門とされており、フランス最大のスパークリングワイン販売量を誇るCFGV社(Compagnie Franaise des Grands Vins)が世界各国に輸出している自信作。本格的な味わいとポップなイメージが人気を集めているそうなので、素直に期待して飲んでみました。

温度は8度スタートとスパークリングにしてはやや温めでスタート。白ワインとして楽しんでみようと飲み始めましたが、予想より甘くて顔を歪めてしまいます。

ガス圧は中程度ですが、シュナン・ブランの特徴的でもある蜂蜜の要素が嫌な方向に向いてます。

食事中は料理の力も借りてなんとか美味しくいただけていますが、個性が嫌な方に向いてしまった分、気持ちは上がってきません。

しかし、冷蔵庫で冷やし直し、グラスを細長いフルートグラスで飲み直してみると良い感じに変化。

甘みが引き締まって、酸味もハツラツとしています。

安泡は冷蔵庫取り出し温度で飲むのが良いですね!

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Cランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。