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イタリア/北部

半年間、冷蔵庫で冬眠していたランブルスコ

パスクァ ランブルスコ デッレミリア 

 I.G.T. PASQUA LAMBRUSCO DELL’EMILIA AMABILE

参考小売価格:1100円

産地:エミリア・ロマーニャ州

品種: ランブルスコ

購入元:Amazon

インポーター:国分グループ

昨年十一月のAmazonセール。ポチッと購入していた赤の微発泡ワイン「ランブルスコ」が、ようやく日の目を見ました。イタリア・エミリア=ロマーニャ州生まれの、いわば庶民派スパークリング赤ワインです。

気軽に楽しめる一本であることは分かっていながら、実は半年ものあいだ冷蔵庫に眠らせていました。その理由はシンプル。「甘口・赤・スパークリング」という三重奏が、一人で一本飲み切るにはちょっと重たい。食後に少し飲むくらいが理想なんですが、フルボトルの宿命か、飲むタイミングがなかなか掴めず、気がつけば“秘蔵っ子”扱いに。

実はローソンでも取り扱いがあるこのランブルスコ。「ローソンの晩酌企画でもやるか」と温めていたネタでもありました。

ところが今回、思いがけず出番が訪れました。中華料理とワインのペアリング検証というワイン会の場において、あのエビチリの赤いソースに負けない個性を持つ相手として、このランブルスコがついに登板。

結果から言うと、大正解。甘みと泡のおかげで、辛味の強い料理に寄り添いながら、口中をリセットしてくれる絶妙なポジション。濃いめの中華の間に挟む“清涼剤”として機能し、参加者からも高評価でした。しかも買値は千円以下。これにはお店の方も、有識者も一様に驚きの表情。

「ランブルスコ、ワイン会に一本あると便利」という教訓を得た夜でした。


パスクアという造り手──ヴェローナの誇りを背負う老舗

このランブルスコを手がけたのは、イタリア・ヴェローナの老舗ワイナリー「パスクア社」。1925年創業の家族経営で、テーブルワインから格付け最上級のDOCGワインまでを幅広くカバー。国内外のコンクールでも多くの賞を受賞しており、名実ともにヴェローナを代表する生産者のひとつです。

その実力は日本でも高く評価されており、毎年のようにイタリアワインの銘柄別ランキング上位に名を連ねています。大手でありながらも丁寧な造りとコストパフォーマンスを両立している点は、非常に信頼できます。

ちなみに、いまAmazon定期便で15%オフ、さらに初回は20%オフというお得っぷり。冷蔵庫に常備しておいても損はありません。リンク


ランブルスコのすすめ

「赤ワインは渋くて苦手」という方こそ、一度は試してほしいランブルスコ。炭酸の爽快感と、赤ワインのふくよかさが一体となったこの独特な存在は、まだまだ過小評価されている気がします。

食後のデザートタイムに、あるいはスパイスの効いた中華とともに。日常の小さな“意外性”として、ランブルスコはきっと食卓に新しい景色を見せてくれます。

本日の組み合わせ

箸休め

庶民のお酒ランク(詳細

今回のワインは:Bランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com