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ドイツ

強烈だけど上品な酸味、ドイツ「モーゼル」のリースリング

パラディース・リースリング・ファインヘルプ

PARADIES RIESLING FEINHERB

参考価格:1900円

購入価格:1790円

産地:ドイツ/モーゼル

品種: リースリング

購入元:エノテカオンライン

インポーター:株式会社エノテカ

庶民のワインポイント:3.12点

ドイツのリースリングといてば、当研究所一押しの「クヴェアバッハ クラシック」が真っ先に思い出されますが、今回はクヴァエバッハの「ラインガウ」と同様リースリングの銘醸地として有名な「モーゼル」。違いを意識しながらテイスティングしていきます。

まず外観で目を引くのが、発泡性があるところ。

偶然できた微発泡と呼ぶには気泡がはっきりとしていて、口に含んだときの印象も炭酸の抜けたスパークリングに近い印象を受けました。

香りはリースリング独自のアロマというよりは、アオリンゴ&ミネラル系シャブリと間違えてしまう要素を含んでおり、全体的に爽やかなニュアンス。

味わいとしては、ラインガウのリースリングのように濃厚で甘みを感じるタイプではなく、軽口でやさしいワイン。

しかし、酸味が強く、テクスチャーがしっかりしているので、決して物足りなさを感じさせない飲みごたえがあります。

この1本で「モーゼル」はこんな味わいと判断することはナンセンスですが、現時点では「ラインガウ」のリースリングが当研究所の好みであるようです。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:4点

生産地:3点

買いやすさ:3点

売り文句:4点

ややオーバーに感じますが、製法や生産者情報が豊富なので、飲む前に読むと味わいに深みができます。

香り高いアロマと複雑さのある味わいを引き出すために低温でゆっくりと発酵を行っています。果実味豊かで、ふくよかさとフレッシュさを備えており、絶妙な甘みと酸味のバランスが”パラディース=天国”を思わせる仕上がりです。

https://www.enoteca.co.jp/item/detail/1002F0050

アロマ:3点

複雑性:2点

余韻:2点

たいがくんポイント:4点

総合評価:3.12点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com