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・テイスティング日記

SO2無添加!はパワーワード?

【NAGOMI VINEYARDS】Labrusca Frizzante 2020

ナゴミ・ヴィンヤーズ ラブルスカ フリッツァンテ)

参考小売価格:1980円税込み

産地:日本・長野

品種: 巨峰 / ナガノパープル / シャインマスカット

購入元:nagano base shop

製造元:ナゴミヴィンヤーズ合同会社

ポッドキャストで「食品添加物の真実」を収録するまでは添加物類への抵抗が少なからずあったので、「SO2無添加!」はポジティブに感じていました。詳しくはポッドキャストを聴いていただくとして、このワインの購入動機はズバリ品種。

ナガノパープルなんて変わったネーミングもそうですが、「巨峰」に「シャインマスカット」ですよ。

食用として馴染みのある葡萄のワインは初めてなので興味津々で購入しました。

香りは完全にイチゴ。予備情報でイチゴから造られた飲み物って言われると信じてしまいそうなぐらいイチゴ。

王冠をきゅぽんっと開けた瞬間、イチゴジャムをコトコト煮込んでいるときのような、華やかで甘やかな香りが広がります。香りが、もう、おいしい。
グラスに注ぐとシュワっとやさしく立ち上がる泡。
口に含むと全体に広がる幸せなぷちぷち感に、香り同様イチゴの果実風味。
甘やかな香りですが、味わいは辛口。このギャップがまた、たまりません。
亜硫酸も酵母も添加をしておらず、ブドウ本来の味わいがぎゅっと詰まっています。

https://naganowine.base.shop/items/43431191

販売店さんのコメントでも「イチゴ」要素は主張されているので、誰が飲んでもイチゴに感じるはず。

微炭酸表記ながら、平均的なスパークリングと同程度の爽快感を楽しめるのでなんか得した気分。

低アルコールの優しい飲み口なので、「ジュースみたいやんけ!」って感じる人には面白みが欠けるかも。

本日の組み合わせ

甘口っぽい雰囲気あったので食後のデザート的ポジションに持ってきましたが、意外とドライテイストだったので、食前食中の方がよさげ。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Cランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。