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イタリア/南部

ルナーリアのプリミティーヴォをようやく開けた日の記録

ルナーリア アンセストラル プリミティーヴォ

Lunaria Ancestrale Primitivo

参考小売価格:2600円ぐらい

産地:イタリア、アブルッツォ州

品種: プリミティーヴォ

購入元:燃えるカワサキ(楽天)

インポーター:ヴォガインターナショナル

楽天スーパーセールで購入していた「燃えるカワサキさん」の自然派ワインセット。その中でも最後まで残っていたのが、今回の1本――お気に入りの生産者ルナーリアのプリミティーヴォ。

実はこれ、3月に買っておきながら、気がつけば2ヶ月間ワインセラーの隅っこで静かに眠っていました。理由は単純で、「濃いワインが苦手」というわがままな好みから。

ジンファンデルにはそこまで構えていないのですが、「プリミティーヴォ」と聞くとどうしても“濃くて甘い”イメージが先行してしまい、なかなか手が伸びずにいたのです。私のように、基本ワインは1本飲み切る前提で晩酌している人間にとって、飲み飽きそうなタイプはどうしても後回しになりがちなんですよね。

でもさすがに2ヶ月も放置したら罪悪感が募る。冷蔵庫にあった白ワインを軽く1杯やったあと、ようやく重い腰を上げて開けてみました。

すると――意外にも、いい意味で裏切られました。

香りは熟したプラム系で、やや苦手なゾーンなのですが、予想していたようなベタ甘感はなく、むしろハーブ系の清涼感が立っていてスッキリとした印象。口に含むと、酸味がしっかりと支えていて、重さのバランスがいい。アルコール度数は14%と高めですが、アルコールのトゲもなく、丸く穏やか。

「濃いけど、美味しい」。それが素直な感想です。

さすがに1本通しで飲むと後半ダレそうではありますが、グラス2杯ぐらいならずっとテンションを保ったまま飲み続けられそうな1本。苦手意識を少しほぐしてくれる、そんな出会いでした。

本日の組み合わせ

庶民のお酒ランク(詳細

今回のワインは:Aランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com