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フランス/ブルゴーニュ地方

単品価格でも鬼コスパ。ブルゴーニュの泡ですよ。

ルイ スフロ クレマン ド ブルゴーニュ ブリュット

LOUIS SOUFFLOT CREMANT DE BOURGOGNE

参考小売価格:1480円

購入価格:1200円(セット購入)

産地:フランス/ブルゴーニュ

品種: ピノノワール70%、シャルドネ30%

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

ルイ スフロ クレマン ド ブルゴーニュ ブリュット

鬼のようなコストパフォーマンス、略して「鬼コスパ」

このワインもそのネーミングに偽りのない満足度でした。

まず、生産地がワインの銘醸地ブルゴーニュ。

スパークリングの製法はシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵。

使用品種もシャンパーニュと同じピノ・ノワールとシャルドネ。

シャンパーニュはどんなに安くても2500円。通常の安価ブルゴーニュワインも2000円前後ってことを考えると、味わい云々抜きに「神コスパ」といっても過言ではありません。

しかし、そんなブランド力を切り取ると確かに神コスパワインですが、実際の味わいは値段相応(悪い意味ではない)。

ポイントは、気圧の低さ、泡の持続性、ボリュームの軽さ、金属味が残る余韻。

一口目そこ「まるでシャンパーニュ」のような片鱗を覗かせてくれましたが、2杯目の終わり頃には千円台カバ(スペインのスパークリングワイン)と遜色ない印象。

費用対効果という面で満足度を測定すると、決して悪い印象で終えることはないのですが、「クレマン ド ブルゴーニュ」ってブランド力から期待値を高めてしまうと首を傾げるかも。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

値段(小売):50点

生産地:3点

アロマ :3点

バランス :4点

余韻 :2点

複雑性:3点

買いやすさ:3点

主観:3点

期待値さえ高めなければ、価格帯と味わいのバランスが取れた優秀なワイン。

総合得点:71点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。