レ・コティーユ・シャルドネ ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス
LES COTILLES CHARDONNAY DOMAINE ROUX PERE ET FILS
参考小売価格:2530円
産地:フランス
品種: シャルドネ
購入元:アマゾン
インポーター:株式会社エノテカ
プライム感謝祭で購入したエノテカシャルドネ3本セットの目玉ポジション。
ボトルの雰囲気はブルゴーニュでしたが、よく読んでみると「ヴァン・ド・フランス」。
悪く受け取ると「フランスのどこで収穫されたかわからないブドウ」を使って生産されていると考えられますが、良い意味では「場所にとらわれず、良いブドウだけを選んでいる」とも言えます。
よく「シャルドネ!」とか「ソーヴィニヨン・ブラン!」とかだけ書いてたら、同じブドウを使われると思われがちですが、低価格帯に関しては「単一品種だが、同じ品種同士でブレンドしている」場合が多いです。
そう考えると、制約の多いAOCワインよりは、色んな土地のブドウを混ぜて調整したほうが理想の味に仕上げやすいのでしょう。
土地の味を感じたいのならAOC(原産地呼称)が良いのでしょうけど、純粋な美味しさ(飲みやすさ)を求めるなら「ヴァン・ド・フランス」もありかもしれませんね。
とはいえ、AOCブルゴーニュと無記名テーブルワインだと飲むときの気分は確実に変わります。だからこそ、AOCが無いときは「場所にとらわれず、良いブドウだけを選んでいる」と思い込むことが大事なのです。
実際に飲んでみるとブルゴーニュとは全くの別物でしたが、自己洗脳完了してるのでブルゴーニュを飲んだ時の同じような晩酌時間を過ごせました。
骨格がしっかりしていて超辛口の酸味ワイン。柑橘の酸っぱさがありつつ、コクがあるので全体のバランスが良いです。
南仏シャルドネっぽいですが、「これはシャブリです」とブラフかけられると「へぇー、こんなシャブリもあるんだ」と違和感なく飲めるかもしれません。温暖っぽさと冷涼っぽさが同居してるんですね。
とはいえ、定価3千円近いワインと考えると割高に感じるのも事実。
千円台後半で代替えワインを探せるレベルですが、そこは大正義エノテカブランドということで。ちなみにセットなら千円台前半でゲットできますよ。
本日の組み合わせ
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Cランク (24年3月より基準改定)
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