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フランス/ブルゴーニュ地方

皆さんこんなワインが好きなんですね。

ルー・デュモン ボジョレー・ヌーヴォー ヴィエーユ・ヴィーニュ 2021

LOU DUMONT BEAUJOLAIS NOUVEAU VIEILLES VIGNES DE PLUS DE SOIXANTE-DIX ANS

参考小売価格:3800円ぐらい

産地:フランス・ブルゴーニュ・ボジョレーヌーボー

品種: ガメイ

購入元:かめや

インポーター:株式会社ヌーヴェルセレクション

ボジョレーヌーボー縛りも早5本目。

真打ちといいますか、日本人醸造家で大人気の「メゾン・ルー・デュモン 仲田晃司さん」のボジョレーヌーボーです。

SNSで見かけるボジョレーヌーボーで1,2を争う出現率で、どの店舗も売り切れ状態。

スーパーや量販店でも売られていることから、大人気生産者と言っても過言では有りません。

今月からポッドキャストのレギュラーを努めている渡邉司さんも、毎年飲む生産者と公言していたことから、緊急購入滑り込みセーフで、私の中でも一番楽しみにしていた生産者。

高いハードルを掲げて飲んでみました。

まずは一口目。首をかしげます。

「えっ、これ4千円????」

有りか無しの白黒をつけるとしたら黒。

味だけ切り取ると今年飲んできた4本と総合的にあまり変わらないのですが、「もっとルー・デュモン感あるかな」って期待していただけに落胆度合いが激しかったのが要因。

もちろん、フルボトル750ミリ全てを飲み終える頃には納得できる領域までは持ち直しましたし、来年以降も買おうと思える楽しさはあるのですが、お祭り感抜きにして「庶民のワインとして進めれるかどうか問われると否」。

今の所人気面で同列で語れるのはフィリップ・パカレになるのですが、第一印象で感じた雰囲気が違いすぎて逆にフィリップ・パカレはやはり凄かったってなりました。

フィリップ・パカレはスタートダッシュ系で、ルー・デュモンはじわじわ系。そう割り切るとどっちも良いワインであることは間違いないんですけど、ボジョレーヌーボーを1本全部一人で飲み切る人ってあまりいないこと考えると、生産者情報が予備知識としてあって理解できるワインと思いますよ。

■仲田さんより2021ヴィンテージレポート 2021年10月13日付■
8月下旬~9月上旬も雨がちな天候が続きましたが、収穫公示日の9月15日頃からは晴天に恵まれ、生産者達も胸をなでおろしていました。 私たちは公示日より8日遅い、9月23日と24日に収穫を行いました。翌25日からは大雨が降りましたので、その前に収穫ができて喜んでおります。 手摘み収穫時、運搬前、発酵前の3回選果によって、完熟したぶどうのみを厳選しました。収穫時の潜在アルコール度数も12度を越え、酸とのバランスも良く、私自身納得のゆく、素晴らしい収穫となりました。
現在ワインは発酵途中ですが、香りは非常に華やかです。分析数値だけをみると、特にバランスが良かった2016年に近いスタイルになるのではないかと思います。 お祝いとしてすぐにお飲みいただいても、少し寝かせてからお飲みいただいても、 きっと美味しく召し上がっていただけると思います。
ご注文をくださいましたすべてのお客様に、心よりお礼申し上げます。 このようなご時世ですが、私のヌーヴォーが少しでも、日本の皆様の幸せな時間のお伴になれましたら、本当に嬉しく存じます。
2021年10月13日 メゾン・ルー・デュモン 仲田晃司

https://item.rakuten.co.jp/umemura/788432/

本日の組み合わせ

ハンバーグ自家製デミグラソース添え。想像では合わないわけはない、最高のマリアージュだ!って期待してましたが。無難止まり。濃い系ソースに酸味主体のボジョレーヌーボーは合いにくいみたいです。

庶民のボジョレーヌーボーポイント

80点

フィリップ・パカレは凄かったって事で修正。

有名生産者の高揚感は無視できない重要ファクターですからね。

暫定一位にフィリップ・パカレを押したいです。(ボジョレーヌーボー縛りはまだまだ続く)

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com