KWV クラシック・コレクション ピノタージュ
KWV Classic Collection Pinotage
参考小売価格:1366円
産地:南アフリカ
品種: ピノタージュ
購入元:アマゾン
インポーター:国分ワイン
ピノタージュはピノ・ノワールとサンソーというブドウ品種が掛け合わさって造られた南アフリカ独自の交配品種。
珈琲の味が特徴的で、面白い味のするワイン。常に物珍しい感覚で飲めるので、「美味しい」という感情よりは「こんな味なんだね」という優しい評価基準で飲める。
故に安いもので感動することはまず無いし、高いものだと好みが大きく分かれるワインでもある。
今回のワインは南アフリカの安ワインに定評のあるKWV(南アフリカブドウ栽培協同組合)なのだから、大きく外すことはないだろう。
アマゾンセールで千円以下だったので、ピノタージュの味を噛みしめるべく飲んでみた。
色調は濃く、香りには安ワインにありがちな嫌悪感はない。飲んでみると頭痛ワインがよぎったのだけれども、二口目から慣れる。
期待していたコーヒーのニュアンスは感じず、酸味とスパイスを感じる玄人好みの食中ワインポジション。
昔ながらのナポリタンと合わせてみたが、パスタ100gに対してワイン750mlが足りなくなってしまうほど調和する。
高いアルコール度数を感じさせず、ゆっくり飲んでいるつもりでもグビグビしてしまっていたようだ。
後半になると角が取れてバニラっぽさもでてくる。前半と後半で表情が変わるので、2日に分けて飲むのも良いかもしれない。
アマゾンでは定期便対応(リンク)にもなっているので供給量も問題なし。
常に買える千円台前半ワインとして今年の殿堂入りワイン候補の筆頭だろう。