ジャケール・ロワゾ―・フェ・ソン・ニ・オランジェ [2019] クルール・フルール
Couleir Fleur Jacquere L’oiseau fait son nid
参考小売価格:4600円
産地:フランス・ジュラ・サヴォワ
品種: ジャケール
購入元:三本酒店
インポーター:日仏商事株式会社
酒屋の店主さんから激推LINEが来たので躊躇なくオーダー。
予備情報なく下代(業販価格)で提供頂いたので、
「3千円オーバーか〜、ちょっと痛いな〜」
なんて思って調べて驚愕の定価税込5千円オーバーの貴族中の貴族ワイン。
シャンパンは勿論、ブルゴーニュやボルドーといったラインも5千円出せば名実ともに絶頂ワインが手に入るだけに「庶民にとっては全集中して味わうべきオレンジ・レンジ」
直近で凄まじいオレンジジョージアを飲んでいたので、オレンジ欲が抑えられずに平日の真昼間のキッチンドランクとして開けてしまい完全にミスチョイス。
初動(一口目)は立ち飲みスタイルで気軽に飲んでいたので、「これが3千超えとかありえんわ(怒)」なんて感じてしまいましたが、座って神経を尖らせると価格に対する矛盾点は解消されました。
開けたてが閉じていたって理由もありますが、まず香りがふくよかで複雑。旨味成分が溢れ出ており、
「これがテロワールを感じれるワインなんだろな」
なんて知ったようで感じたことのないセリフを呟きたくなります。
微発泡表記ですが、炭酸は皆無。舌感でガス圧0.5〜1ぐらいですが、普通の自然派ワインジャンルとして飲めば無問題。
鼻孔から抜ける余韻は浅いですが、口の中に残る旨味の風味は60秒ほど残り、脳神経まで伝達させるほどの衝撃。
まぁ、5千円ワインはこれぐらい楽しませてくれないとね!
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Aランク
このワインを最大限に楽しむシチュエーション。
- 10分間の瞑想後、全神経を集中させながら。
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