チリ

大正義インドミタは箱でも大丈夫

インドミタ カベルネソーヴィニヨン「コスタヴェラ」

Indomita Cabernet Sauvignon

参考小売価格:2178円(3リットル)

産地:チリ

品種: カベルネ・ソーヴィニヨン

購入元:セラー専科

インポーター:株式会社都光

瓶タイプで売られている箱ワインは瓶で味見をしておきたい所ですが、なにせ3リットルで2000円。しかも安心のインドミタシリーズとなれば試さない理由が見つからない。

といいつつ、実はずっと避けてました。どこかで目にしたネガティブキャンペーンが尾を引いてたんですよね。「インドミタの箱は不味い!」

美味しさのバロメーターに個人差はあれど、激安箱ワインは先行イメージとして「不味い」って思考に持っていかれるフシがあります。箱ワイン伝道師の当研究所でさえもそう感じてしまうのですから、普段2〜3千円のワインを嗜んでいる方々からすればオゾマシイ飲み物と捉えられていても致し方ないでしょう。

「薬品臭い」だの「エタノール爆弾」だの「厚化粧」だの赤ワインは白ワインに比べるとそういった要素が顕著に感じ取れる為、「不味い」と判断されがちです。

なので、ポイントとしては如何にネガティブな要素を感じないかどうか。

そういった意味ではこのワインはセーフ。

いや、寧ろありの部類。2千円箱ワインでは頭一つ抜けてます。

料理との組み合わせ次第で「相乗(パワーアップ)」もします。

その代わり温度は重要。箱ワインだからといって冷蔵庫打ち込んだ状態の温度で飲むと死亡遊戯。今しがたの季節なら常温(室内温度12〜20度)で飲んでもらいたいです。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Bランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。
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