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フランス/ブルゴーニュ地方

〇〇のロマネコンティの〇〇

ドメーヌ デュ シャピトル 2021 ボジョレーヴィラージュヌーボー 

Domaine du Chapitre Beaujolais Nouveau 2021

参考小売価格:2380円

産地:フランス・ブルゴーニュ:ボジョレー

品種: ガメイ

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:ピナクルワイン株式会社

世界最高峰のワインとされている「ロマネコンティ」の〇〇ってよく見かけるのですが、良くも悪くも飲む前はかなり身構えます。

このワインは「ロマネ・コンティを所有していた修道院がボジョレーの最高峰として選んだ歴史あるドメーヌ」という触れ込み。

お買い得ボジョレーヌーボーセットに入っていた1本で、「ロマネ・コンティ〇〇」があることは知ってたものの、違うワインと勘違いしていたため、純粋に「お買い得で買えたボジョレーヴィラージュヌーボー」として飲み始めました。

とはいいつつも、表記はボジョレーヴィラージュヌーボー

「ヴィラージュ」とは村って意味で、通常のボジョレーヌーボー表記よりは定められている区画が狭くなっています。要は「ボジョレーヴィラージュヌーボー」って書いてあったら格上感ありますよねって話。そのへんのウンチクはワイノミさんあたりの記事で深堀りしてもらうとして、このワインの感想に移ります。

抜栓直後の第一印象は酸っぱくて渋く、甘さがないので「今年のヌーボーは酸味が強い説」に信憑性が高まってきました。今の所3連続で酸味主体ですからね。

初日は食事との組み合わせで酸味を緩和させつつ飲んでましたが、翌日は多少尖ったところはなくなります。

余韻にかけて種や茎っぽさがでてくるので、どちらかと言えば玄人好みの方向性。若飲みの酸味が好きな人はかなり好きになりそう。

ロマネ・コンティなんちゃら抜きにして、「ヴィラージュ」って名前まけない存在感はあります。前2本と総合的な戦闘力は同等レベルですからね(今の所明確なレベル差を感じれない)。定価なりの満足感は得られてるので、やっぱりセットだとかなりお買い得感を感じますよ。

 

 

本日の組み合わせ

鮭で鍋。出しは白湯で。サーモンのテイストと絶妙にマリアージュ成立。酸味がしっかりあるとある程度の料理はカバーしてくれるみたいです。

庶民のボジョレーヌーボーポイント

82点

現在の順位

1位 フィリップ・パカレ 86点 (微調整) 

2位 ドメーヌ ヴァレット 82点(80点から昇格)

 

 

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。