カステル バロン ド レスタック ボルドー 2014
BARON DE LESTAC BORDEAUX ROUGE 2014
参考価格:千円以下で買えるらしい
購入価格:1300円ぐらい(グラスセット)
産地:フランス/ボルドー
品種: メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン
購入元:リカーマウンテン
インポーター:サントリーワインインターナショナル
庶民のワインポイント:2.62点
安ワイン道場さんの稽古ワイン。師範が大絶賛とまではいきませんが、2016年が76点、2017年が74点と、他の2千円オーバーワインと比べても高い点数だったので、買ってみました。
店頭では4種類のビンテージが売れ残っており(2017,2016,2015,2014)、希少性といった観点から、ラスト1本の2014年をチョイス。大きな声ではいえませんが、違うヴィンテージなら「思いっきりディスってもいいよね」的な意味合いも含まれています。
1日目、抜栓直後は飲めたものじゃない。酸味がきつすぎて思わず顔をしかめました。そのままグラス放置1時間ぐらいで落ち着いてきたものの、1杯でお腹いっぱい。
しかし、小瓶保存で後日飲むと表情は激変
オレンジ帯びた色調と強い粘性に5年の歳月以上の表情が見え隠れ。そんな印象から飲み始めは「いいね」なんて思いながら、ゆっくり味わっていると、やはりバランスの悪さが際立つ。
コクがないのにタンニンと酸味が強く、後味が酸っぱい。
アロマにも科学的風味を感じさせ、当研究所の好みからすれば、バーチャルワイン会ボルドーの方がまだ飲みやすいです。。
しかし、巷の極悪金賞ボルドーかと問われればまた違ったワイン。あえて似たもの探しをすれば、南半球のハズレ2千円台前半カベルネ・ソーヴィニヨン。
飲むタイミングさえバシッと決まれば「それなりに楽しめるポテンシャル」がありますが、逆にタイミングを誤れば調味料の棚行きです。
大前提として、低価格ボルドーにトラウマがある、当研究所の強烈なバイアスが、偏った評価になっているのも否定しません。しかし、好みが「ピノ>>>カベルネ(メルロ)」な人は避けた方が良いワインでしょう。
アマゾンでは定期便15%オフでも買えるので、ぜひ他の人の評価も読んでみたいところ(買ってみてね)(現在アマゾンでは評価なし)
庶民のワインポイント
価格:5点
生産地:2点
買いやすさ:5点
売り文句:1点
そもそもカシスって黒系果実ちゃいますかね。全体的に完全にダウト。
カシスを思わせる赤い果実の風味と、贅沢な樽香とのバランスがとても良い赤ワインです。心地よいタンニンと太陽をたっぷり浴びて完熟したぶどうならではのまろやかな口当たり。お料理を引き立てる味わいです。
https://www.suntory.co.jp/wine/special/bdl/index.html
アロマ:3点
複雑性:2点
余韻:2点
たいがくんポイント:1点
散々こけおろしましたが、最近飲んだマスカットベリーAよりは全然ましです。
総合評価:2.62点