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イタリア/中部

地雷ワインの代名詞「激安キャンティ」格上のクラッシコならどうなんだ(千円以下)?

アルビーノ・キャンティ・クラッシコ/ Albinoni CHIANTI CLASSICO

参考価格:1382円

購入価格:980円(会員割引)

産地:イタリア/トスカーナ州/キャンティクラッシコ

品種:リカーゾリ男爵の公式

購入元:リカーマウンテン(店頭)

インポーター:日欧商事株式会社

キャンティ大好きな当研究所の結論から申し上げますと、

飲めるっちゃ飲めるけど(捨てるほどではない)が、「格式の高さ」や「クラッシコさ」は全く感じない期待はずれな1本。(好きだからこその厳しめの評価)

念の為、三日間にかけてテイスティングしましたが、味わいの変化も少なく、期待値が高かった分がっかりな印象です。

キャンティの醍醐味を、ソムリエ風に言うと、

「ヴィロード のような滑らかさ、円みのあるバランス」

当研究所風に例えると、

「上品なジャンクワイン」

このワインはまさに「ジャンク」さが欠陥している。

想像していたイメージでは、

キャンティが「ダブルチーズバーガー」なら、キャンティ・クラッシコは「グランベーコーンチーズバーガー(マクドナルド)」

しかし、今回のワインは、「ベーコンレタスバーガー

ベーコーンレタスバーガーファンには申し訳ないですが、ベーコーンレタスバーガーって、バンズとパティーの一体感が欠損している感じがするんですよね。なんか、レタスとパンとハンバーグを別々に食べているみたいな。。。。。

ワインの話から脱線してしまいましたが、

中学生が粋がって、高級な香水をつけている時に抱く違和感と同じように、このワインも「キャンティ/クラッシコ」と思わなければ、十分に優秀な千円以下ワインです。

まぁ、名前で買わされた感に、悔しさが残りますが、今後の反省にいかします。

教訓(研究結果)

千円以下のキャンティクラッシコは『IGT』(格下ワイン)と思って飲め!

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。