秋田酒類製造 高清水 辛口パック
参考小売価格:1800円ぐらい
産地:秋田
品種: 米、米麹、醸造アルコール
購入:アマゾン
製造:秋田酒類製造
今回ご紹介するのは、秋田酒類製造の「高清水 辛口パック」。購入したのはアマゾンの初売りスマイルSALEで、なんと1800mlで1059円(定期便とのコンボ割引適用)。1合あたり105円という驚異的なコスパに惹かれ、迷わずポチりました。
初日の印象:期待からの後悔
まずはレンチンで熱燗にして試飲。結果は……ベタついた甘さが際立ち、やや期待外れ。1800mlもの大容量を味見せずに購入した自分を少し恨みました。アマゾンレビューの評価が4.1だったので安心していましたが、「安かろう悪かろう」という言葉が頭をよぎりました。
さらに、日本酒もワインと同様、酸化による劣化が避けられないことを実感。開封後約2週間で劣化するのが一般的とのこと。この大量の1800mlを消費するには計画が必要です。とりあえず500mlを小瓶に移し、残り約1リットルとの戦いがスタートしました。
二日目以降:温度がカギ
驚いたのは二日目以降。温度に気を付けることで一変しました。初日は熱燗にしすぎて風味が飛んでいたようで、常温で飲むとキレのある辛口がしっかりと感じられ、料理の旨味を引き立ててくれます。
味覚が慣れてからは熱燗でも美味しくいただけるようになりました。パッケージに丁寧に書かれた解説を読みながら飲むと、さらに味わい深く感じられます。この価格で1合約100円、4合飲んでもワンコイン以下というコスパの良さを再認識。特にイカ刺しやタコ刺しなど、ワインとは合わせにくい料理には、このような手軽な日本酒がぴったりです。
最終日:飲みきった達成感
3日目にして残り約5合。劣化までの猶予は10日ほどとのことでしたが、その日は昼から少しずつ飲み始め、夕方にはすべて飲みきりました。途中で水を挟みつつ丁寧に味わったため、悪酔いもなく快適な晩酌となりました。
パッケージに書かれていた「澄んだ空気、清冽な水、良質な米で醸した秋田の辛口の逸品」というコピーには異論なし。この価格でこのクオリティなら、日常の食卓に気軽に取り入れられる素晴らしい日本酒だと思います。
コスパ重視で日本酒を楽しみたい方にはぜひ一度試していただきたい一本です!