※ 庶民のワイン研究所は、アフィリエイト広告およびブログ広告による収益を得て運営しています。リンクからの購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

チリ

憧れ続けたフラグシップ

インドミタ サルドス 2021

INDOMITA ZARDOZ

参考小売価格:4378円

産地:チリ

品種: カベルネ・ソーヴィニヨン

購入元:リカマンワインフェスタ

インポーター:株式会社都光

毎年必ず飲んでいるインドミタシリーズですが、フラグシップであるサルドスは今回が初めて。

今となっては4千円を超えてきてる高級ワインになりましたからね。

気軽に変えるものではないし、気合い入れてからとて買おうとも思えない価格なのであります。

そういった意味で、内心ずっと気になりながらも指を加えておりましたが、5月末に開催されたリカマンワインフェスタで格安ゲット。

お値段なんと2500円で約40%オフ。重厚感のあるボトルはセラーに入れれば4千円以上のオーラをかましだしていたので、飲むタイミングを2ヶ月間見失っておりました。

とはいえ流石に2ヶ月は保管し過ぎだろうと意を決して抜栓。

平日の夕方からゆっくり向き合いながら飲んでみます。

色調は濃厚で高い粘性はアルコール度数の高さを物語っています。

香りはとても華やかで深みのあり、ずっと香りだけで楽しめる高級ワインクオリティ。

味わいはとても濃く、パワフルなアルコールは食道を熱くさせます。

抜栓直後は硬さがあり、二口目以降の飲むスピードが落ちます。季節柄なのですが、濃すぎてパワフルなワインはそれだけで飲むと飲み飽きてしまいます。

ただ、グラス1杯で満足させられるワインって実際にないですよ。

アルコールが高いだけのワインは星の数ほどありますが、アルコールが浮いていないのは高級ワインの証。

ウイスキーをストレートで飲んでいる感覚に近いかもしれません。

とはいえ、ワインは食事とのペアリングで印象が大きく変わります。

2杯め以降はボロネーゼと合わせて飲みましたが昇天級ですね。このワイン、ペアリングありきです。言うならば高級レストラン(客単価2〜3万円)のメイン料理に合わせるワインに選ばれるクオリティ。

タンニン、酸味、甘さ、どれも高いレベルで強いのですが、ボロネーゼの濃さがワインを滑らかな味わいに変化させます。これぞまさに相乗効果のマリアージュ。

4割飲み終わった時点でその日の飲酒量に十分満足できたので、千円ワインを2日で2本飲むよりは、健康的でコスパの良いワインだといえます。

この暑い季節、最初の1杯〜5杯はビールやハイボールに変えて、後半にワインを半分なんて飲み方が良いかもしれません。

ワインにぴったりなオススメパスタソースセット(リンク

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Cランク (24年3月より基準改定

 

 

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com