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日本ワイン

甲州って品種のポテンシャル

源作印 甲州シュール・リー 2018

参考小売価格:オープン価格

産地:埼玉県/秩父

品種: 甲州

購入元:頂き物

今年のお中元に頂いたワインですが、甲州って品種になんだかテンションがあがらず、エチケットのデザインから漂う地雷オーラが半年間抜栓を遠ざけていました。

しかし、只今、師走のワインセール時期、ブログネタにもなる福袋爆買に備えてワインセラーの整理に借り立たれているため開栓。

色は薄く、香りも低く、ニュートラルな甲州の印象を崩すことの無いスタンダードな第一印象。

舌先にピリリって感じる酸味が「あ〜シュール・リー(澱とともに熟成)きいてるわ〜」なんて玄人っぽく語りたくなりますが、「澱と一緒に熟成したところでなんでピリリするの?」と深く突っ込まれると口をつぐみます。

余韻にかけて平凡な印象から抜けきれないのですが、源作印のホームページ見ながら飲むと、生産地である秩父のテロワールを感じさせ、味わいに深みを与えてくれます。

秩父ワイン、マスカット・ベーリーAが変わったタイプに感じただけに、甲州のスタンダードな味わいが期待をはずしちゃったかな。

甲州って品種は、値段に比例して凄まじくなっていく印象があるので、そういった意味では致し方ない所。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

値段(小売):?

生産地:3点

アロマ :2点

バランス :6点

余韻 :2点

複雑性:6点

買いやすさ:0点

主観:3点

総合得点:小売価格不明のため測定不能。

庶民のマリアージュ

  • 天ぷら
  • 高菜弁当
  • 白身魚の塩焼き
  • 唐揚げレモン
  • お茶漬け

久々に買っちゃいました、庶民のためのワインセット↓

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。