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フランス/ローヌ地方

知識の有無で雲底の差/タヴェル村はロゼの名生産地

タヴェル・ロゼ/TAVEL・ROSE

購入価格:1034円

産地:フランス/ローヌ/タヴェル

品種:グルナッシュメインのブレンド

購入元:地元の酒屋(リカオー)

庶民のワインを探求するにあたって、どんなに好みのタイプのワインに出会ってもリピートはしないポリシーなのですが、今回は特例です。

桜の季節になるとロゼ恋しくなり、昨年も全く同じ時期にこのワインを手にとって評価していました。当時は飲んだワインを5段階評価で点数をつけていて、なんとこのワインは0点の最低評価をつけていたのです。

そんな最低最悪のワインをなぜ再度購入したのか。それは、タヴェルという土地が、ロゼワインに特化したロゼの名生産地だと知ったからです。

あぁ、なんて人間って単純なんだろう。

そんなことを知っただけで、ものすごく味わい深くなりましたよ。ワインに点数をつけるなんておこがましい事はやめましたが、0点だったワインは知識があるだけで3.5点ぐらいまでは上がったのは間違いないです。

今回は地元の酒屋さんで購入したものなのでネット購入はできませんが、タヴェルのロゼワインは比較的安価で手に入りやすいです。まさに庶民のワインが手にするべき高貴なお酒でしょう。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。