テーマ:低価格ワインで参加者を驚かす。
ルールは、参加者の持ち込みワインの値段を当てていき、合計金額が一番近い人に賞金が与えられる。基本低価格ワインの縛りだが、裏切りは大いに大歓迎。すなわち、裏技として激高ワインを持っていけば、自分しかその値段をしらないので、必然的に勝てるというわけ。
参加者:高知のワインエキスパートとソムリエの6名
場所:イタリア料理 ラ・ヴィータ(是非行ってみて!)
1本目はスパークリングで私が担当。
当ブログの読者なら思い出して欲しいのですが、8月に「真夏の泡特集」たる企画を行いまして、30日間で自腹購入20本のスパークリングワインを飲み干した実績があります。もっとオーバーに表現すると、今年だけで3万ミリリットルはスパークリングワインを自腹で飲んでいるので、低価格のスパークリングは当研究所にお任せと言っても過言ではないです。
しかし高知ワイン界隈の猛者たちの度肝を抜くのも至難の技。
戦略としては、
- 千円以下の泡を3千円ぐらいと思わせる
- 2千円ぐらいを5千円ぐらいと思わせる
- 3千円ぐらいを1万ぐらいに思わせる
になるのですが、仮に千円の泡を5千円と勘違いさせれたとしても差額は4千円。すなわち、値段当てゲームで差を広げるためにはややパンチが弱い。
そこで逆転の発想。
グランクリュシャンパーニュをいかに安く購入するかに焦点を当ててチョイスすることに。
庶民のワイン研究所のテーマでもある、いかに安く仕入れるか。
候補としては、フィラディスのグランクリュセットをまとめ買い割発動させて1本4千円で勝負するつもりでしたが、アマゾンタイムセールで京橋ワインさんが頑張ってくれたのを見逃しませんでした。
通常でも送料込み1本3600円ながら、タイムセールで10%オフ。その中で比較的評価の高かったこちらをチョイス。
たとえ飲んだことがなくても、グランクリュでブラン・ド・ブランなら外しようがないと踏み、勝利を確信。
で、実際の皆さんの感想は上々で、金額の予想は、
8000円、5000円、8000円、7000円、1500円
と見事大成功。
一見グランクリュの価値を考えると、高い金額予想した人が優良テイスターのように感じますが、金額当てゲームとしては、1500円って回答した人が一番近いんですよね。
事実、全6本の勝負が終わった後、優勝したのは、この1500円予想したソムリエさん。ソムリエ暦も長いことながら、協会への貢献度も高い方なので、納得といったところでしょうか。
私はというと、終盤までトップでしたが、1400円のルーマニアピノ・ノワールを2700円のマスカットベリーAと予測し逆転されました。
本当は、全6本の戦いの模様を詳しく書き綴りたかったのですが、現時点まで書き終えた時点で1時間以上たったので妥協しました。
一記事に1時間以上かけるのは「広告を貼らない」サイトポリシーを持っているので、なかなかモチベーションが保てません。
まぁ、最後まで読んでくれる人が多くいるのであれば、もう少し頑張って書く気力も出てくるんですけど(^^;
次回のたいが会は「ラングドック」縛りで「村名」と「品種」当て勝負。
座学と合わせて、ラングドックの復習をしなくては、、、
※たいが会とは、高知のソムリエ、エキスパートで構成された集い。奇数月に開催※