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・テイスティング日記

贔屓したい気持ちを抑えて長野ワインをトライ。

カンティーナ・リエゾー バルベーラ サクラサクラ 2020

【Cantina Riezo】BARBERA SAKURA SAKURA 2020

参考小売価格:2750円税込み

産地:長野

品種: バルベーラ

購入元:nagano wine bese shop

製造元:カンティーナ・リエゾー

7月14日配信のポッドキャストにゲスト出演してくれた丸山綾音さんが運営するワインショップから購入。

白ワインや赤ワインは飲み慣れているぶん、「この値段でこれはないわ」的な感情が芽生える可能性があるため、ネガティブな感情が湧きにくいロゼとオレンジに狙いを絞り選んでみました。

品種はバルベーラなのですが、高い価格帯も特に美味しいと感じず、最近チャレンジしたブラインドテイスティングでも大きく外したこともあり、自分の中では鬼門品種。苦手意識を克服すべく挑んでみます。

まず、香りが強い。

税込み3千円近い価格のワインとしては合格基準に達しており、ずっと香りだけを楽しめる心地よさがあります。主に花の香りなのですが、種子や皮の苦渋系の要素が複雑性を演出。

外観もロゼのピンク色というよりは、透過性のある赤色と表現したほうがしっくりくる濃さで、飲んでみても酸味を中心とした骨格が飲みごたえを感じさせてくれます。

第一印象は好スタートを切ったのですが、飲み進めるとなんとなく「ニチレイのアセロラドリンク」に似ていると感じたいので、そのあたりは好みが大きく左右されるでしょう。

本日の組み合わせ

サバのコクうまタレ(ナッシュ)

高め合う組み合わせとしては失敗ですが、お互いが邪魔をしなかった意味では普及点。しかし、ワインの味わいを集中して楽しむタイプなので、マインドフルネステイスティングが良さげですね。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Bランク

↓ワインに合わせやすい宅食、安い。



ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。