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スペイン

気負わず飲める安スペインの良さ

リベルリア 2019 ウティエル レケーナ ピノ デ メサ

Rebel.lia2019 Andres Valiente e Hijos,S.L

参考小売価格:1408円税込み

産地:スペイン/ウティエル・レケーナ

品種: テンプラニーリョ65%、ガルナッテャ・ティントレラ35%

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

初めて購入した「超コスパセット」なのですが、1本あたり税込み880円と驚異的な安さにも関わらず、定価以上の満足度を得ている超コストパフォーマンスが高いワインセット。

信頼しているワインショップとは言え、安さはメリットでもある反面「安かろう悪かろう」って先入観は無きにしもあらず。

初日は気負わずオンライン飲み会の時に飲み始めました。

普段しゃべりながらだと、ワインに意識が向かないのですが、今回は二口飲んだ時点で確信。

「これは集中して飲まなくちゃだわ。」

雑味の少ない綺麗なバランスに、思わず飲みすぎてしまいそうになりそうだったので自主規制。

後日夕食のスタートに飲み直してみましたが、評価変わらずグッドテイスト。

アルコール度数14%が示すとおり、パワフルでガツンとくるのですが、酸味をしっかり感じるので「ただ濃いだけじゃない複雑さ」を感じます。

余韻に向けてタンニンがギュッと歯茎にきしんでくるので「赤ワインに求めるべき要素」をすべてクリア。

悪く言うと田舎っぽさ、垢抜けなさがあるので、淡赤を普段飲んでる人には受け入れられない可能性が高いですが、南イタリア、スペインの赤ワインを偏見なく受け入れている層にはお値段以上の満足度が得られますよ。

本日の組み合わせ

赤ワインは料理に合わせにくいですが、ミートスパゲティなら産地品種問わず、赤ワインならなんでも無難以上に合わせれますよ。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Aランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。