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ドイツ

3千円のロゼワインに思うこと

マーカス・モリトール ピノ・ノワール・ロゼ・ハウス・クロスターベルク 

Markus Molitor Pinot Noir Rose Haus Klosterberg

参考小売価格:3410円

産地:ドイツ

品種: ピノ・ノワール

購入元:ワイン館NISHIURA(楽天)

インポーター:株式会社フィラディス

6本9千円で購入した福袋に入っていた3千円ワイン。

割引率が凄いだけでなく、「私好み」のワインが目白押しだった今回のラインナップ。

その中でも購入してよかったと勝利を確信させてくれたのがこのワイン。

貴族御用達のワインショップ、フィラディスさんの輸入ワインではないですか。

本家フィラディスさんの福袋がガッカリの結果に終わっただけに、ここに来て「公式より他社小売店で買ったほうがフィラディスワインはお買い得説」が急上昇。

と、嫌味はこのあたりにしておいて、このワインですよね。

私の好きな生産国ドイツ。

私の好きなワインのタイプロゼ。

私の好きなブドウ品種ピノ・ノワール。

と3役ついて高ワインときたものだから満貫クラスの破壊力は約束されているようなものです。

ウッキウキで抜栓してみました。

まず香りが強い。

グラスに注いた状態でぽわ~んと心地よいアロマが漂います。

グレープフルーツやさくらんぼ。フルーツが主役ですが、フルーティーとは言えない複雑性がポイント。

ハツラツとした酸味の第一印象から、スゥーっと穏やかなグラデーションへ変化。

余韻ではほんのり苦みを感じる私好みのパーフェクトななロゼワイン。

深みや立体的な味わいでは無いのだけれども、日常消費用のロゼワインとしては一級品。買値としては超S級ですが、想像の範疇に収まっている味わいなので、3千円出して買うほどでもないというのが正直なところ。食中ワインとして飲むなら味わいが落ちたとしても安ロゼで代替えが効きます。

それにフィラディスワインで3千円なら、リースリングや赤ピノ買ったほうが満足度高いですからね。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Cランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com