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フランス/ロワール地方

ミュスカデ の基本に立ち返る

ミュスカデ セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー キュヴェ・アルモニ 2018

Muscadet Sevre & Maine Sur Lie Cuvee Harmonie / Domaine Michel Delhommeau

参考価格:税込1300円ぐらい

購入価格:6本で6980円

産地:フランス/ロワール/ミュスカデ ドセーブルエメーヌ

品種: ミュスカデ

糖度:6度

購入元:ドラジェ(楽天)

インポーター:巴工業株式会社

ワイン飲み始めの頃は、お手頃感でハズレがないミュスカデ の魅力に虜でしたが、経験本数が増えてくると、似たような味わいに飽きやすかったりもします。

しかし、ポッドキャストでも登場した「ミュスカデ・コート・ド・グランリュー・オリジーヌ・ドゥ・オー・ブール」を味わってから「ミュスカデ 」のポテンシャルの高さを知ることになり、ミュスカデ とはなんなのか再考したくなりました。

今回は千円台前半なので、過度な期待を抑えつつテイスティング。

香りは、グラスに注いでいる時からほのかに感じ取れるので合格ライン。

メロンとかロウとか、まったり〜ねっとり系のアロマから、口に含むと切れ味で勝負できる辛口タイプ。

余韻では舌先にピリリと感じる「シュールリー(オリとともに熟成)」のニュアンスが心地よく残ります。

良いように書きましたが、端的に言うと「平凡なミュスカデ 」

感動もしないし、残念にも思わない。

庶民のデイリーワインにぴったりなポジション。

しかし、特徴のないワインにありがちな、料理と合わせて云々タイプではなく、ワインだけ味わいながら楽しめる「ボリューム感」があるので、飲んでいて楽しさはありますよ。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

生産地:3点

買いやすさ:3点

売り文句:0点

まさかのテイスティングコメントなし。インポーターサイトも見つからず。

アロマ:3点

複雑性:3点

余韻:2点

バランス:4点

たいがくんポイント:3点

自分の中にもっているミュスカデ のど真ん中的な味わい。

総合評価:C(勉強になるワイン)

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。