オー・キャピトル カーヴ・ド・フロントン
Haut Capitole CAVE DE FRONTON
参考小売価格:2519円
産地:フランス、南西地方
品種: メルロ ネグレット 50%、カベルネ・ソーヴィニョン 20%、
カベルネ・フラン 12%、シラー 10%
購入元:ワインショップソムリエ(楽天)
インポーター:株式会社トゥエンティーワンコミュニティ
ワインショップソムリエさんのちょっと良いワインセットで、一晩飲むのを楽しみにしていたワイン。というのも、馴染みのないAOCフロントンで、品種も馴染みのないネグレット主体。
キャセイパシフィック航空のファーストクラスに採用されていて、世界の大富豪に親しまれたワインというのだから期待できます。
ちょっと良いお肉を購入したタイミングでステーキと合わせて飲んでみました。
初日はコンポートされたプラムの苦手な要素と、ステーキとのペアリングに失敗したため残念な印象に。
お肉には赤ワイン。ステーキには赤ワイン。そんな定説に思考を止めて合わせたのがよくなかったです。
ステーキでもソースによって変わってくるのは分かっていたのは当然なのですが、今回は塩コショウのみの味付け。
ではなぜペアリングに失敗したのか。それは、「部位」を意識していなかったから。
今回は奮発してゲットした「サーロイン」レアで食べたので口の中でとろけるほど脂っぽいです。そんなお肉に甘めの濃いワインはお肉の上質な旨味を潰してしまいます。
良いお肉に良いワイン。さも当然のように合わせましたが、脂っぽい部位にはロゼとかオレンジ、赤ワインで合わせるなら安いネッビオーロやキャンティでよかったと思います。
赤身の引き締まったローストビーフなんかだとこのワインでもよかったのですが、「濃いx脂っぽい(濃厚料理)」のかけ合わせは胃もたれを起こします。
気を取り直して翌日の昼間に飲み直してみると、普通に美味しいです。第一印象ほど濃さ、甘さ、重さも感じず、ワインだけで飲んで程よいバランスのフルボディってところでしょうか。
クラッカーやナッツ、バゲットも不要と思える味わいで、グラス1杯をゆっくり時間をかけて飲みたいワインです。
本日の組み合わせ
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Cランク (24年3月より基準改定)
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