グヴァンツァ ペットナット ロゼ 2020
Gvantsa Pet Nat Rose 2020
参考小売価格:4000円
産地:ジョージア・イメレティ地方
品種: アラダストゥリ
購入元:Winemi
インポーター:柿沼恵美さん
インパクトのあるTwitterアイコンが特徴的で、ジョージアワインに特化したワインを輸入、販売されているクヴェヴリ・エミさんから購入。
きっかけはこちらのツイート
ワイン売るの楽しいな。これってみんなに幸せをお届けする仕事じゃない?マジで。
— クヴェヴリ・エミ🍷 (@e_qvevri) August 28, 2021
たった2センテンスに込められてた説得力に、思わず「買います!」とリプしてしまいました。
もともと変化球ワインを飲むのに楽しみを見出すタイプなので、ジョージアワイン自体は興味あったのですが、「ジョージアワインセット」なんて尖った売り方を見かけたのは初めて。
普段飲んでいる価格帯からすると、「正月や誕生日レベル」なので、多少の抵抗感がありましたが、エミさんのタイムラインから溢れ出るジョージアワイン愛に心奪われた次第です。
初めはオレンジワインコンプリート6本セットをポチてやろうと鼻息まいていたのですが、任天堂スイッチ価格はメンタルブロックがかかってしまい断念。
そんな中、エッジの効いた今回のペットナットセットが、気になって気になって仕方なかったのです。
値段的にはシャンパンも視野にはいるレンジなので、いつもみたいに「シャンパン買えるやんけ」って言葉を使いそうになってしまいますが、ハッキリ言って全くの別ジャンル。
ペットナットとは、ペティヤン・ナチュールの略式で、端的に言えば「自然派の微発泡ワイン」。
すなわち、自然派ワインに好感をもっていて、泡好きで、珍しい物好きな私からするとドストライクなジャンル。高級弁当を食べるタイミングで贅沢三昧してみました。
第一印象は後悔というか、食べ物に集中しすぎて、ワインを味わいながら飲むことができませんでした。
中華とマリアージュを期待したのですが、クミンを始め香辛料の強い料理と繊細なワインがミスマッチ。
これなら1000円のロゼ泡でよかったやんと思いつつ、グラス2杯でシャンパンストッパーで翌日にスライド。そして翌日の夕方に飲み直しましたが、素直に美味しく4千円さえも安く感じるクオリティ。
造り手さんには失礼な話ですが、顔が見えないゆえに一般庶民風情(少なくとも私は)は生産者がどうこうとかははあんまり興味ないです。
エミさんから購入したって物語(ストーリー)が味わいに深みを与えてくれます!お気になさらずにm(_ _)m— 井原 大賀 🍷 (@Taigaihara) September 6, 2021
私レベルからすると「生産者物語」より「販売店さんとの関係性」が味わいにバイアスをかけるので、こんな生意気なコメントしておりますが、次の返信が破壊力抜群。
造り手さん、この子です。クヴェヴリの妖精みたいな子です(写真はクヴェヴリ内)
温かいお言葉ありがとうございます! pic.twitter.com/ly7NfSGGGz
— クヴェヴリ・エミ🍷 (@e_qvevri) September 6, 2021
おっさんが畑でスーツ着てドヤってるページになんの魅力も感じませんが、この写真にぐっとくるのは私だけじゃないはず!
本日の組み合わせ
チャイナバル茂の高級中華弁当。
ふだん料理にコバエが入ったら全部捨てるぐらい神経質なのですが、ハエの混入をガン見してしまったのにも関わらず、一切はねのけずに完食。
神経質な面より貧乏性が優先された事実に自分でも情けないですわ。
贅沢に4000円のジョージアワインと3千円の創作中華弁当を合わせる😋
ゴエミヨ掲載店、地方雑誌の勝負飯としても紹介されてるお店ですよ!#チャイナバル茂 pic.twitter.com/gt2qARr73p
— 井原 大賀 🍷 (@Taigaihara) September 8, 2021
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Aランク
【商品情報】輝くサーモンピンク色。ラズベリー、チェリー、クランベリー、野イチゴ、ミントのニュアンスを持ち、軽快でチャーミング。赤いベリー系果実の薄い果皮を噛んだような爽やかでワイルドな風味があり、余韻に微かな清涼感を感じるキリっと辛口のワインです。アペリティフにもカジュアルなシーンでも楽しめる微発泡性ワインです。ペットナットとは、「Pétillant Naturel(ペティアン・ナチュレル)」のことで、スパークリングワインの製法の一つです。野生酵母のみで発酵しドサージュ(糖類添加)も行いません。瓶詰め後、さらに果醪の一部を加えて瓶内二次発酵をさせます。できあがったワインは弱発泡のスパークリングワインになります。
https://www.winemi.shop/product/-2020-gvantsa-pet-nat-rose-2020/16?si=true