ギガル コート デュ ローヌ ルージュ /E.Guigal Côtes du Rhône Rouge
参考価格:1315円
購入価格:1616円税込
産地:フランス/コートデュローヌ
品種:シラー/グルナッシュ/ムーブヴェドル
購入元:サニーマート(近所のスーパー)
インポーター:株式会社ラック・コーポレーション
ローヌ北部の超有名生産者「ギガル」。イメージとしてはヴェオニエ品種のACコンドリューでしたが、スーパーマーケットの「ギガル」の目立つポップ(ワイン好きにしか気づかないサイズ。)についやられました。
シラーが苦手だと、公表したところ、「ワインの探求者 ヴァンさん」が勧めてくれたので、ディナーとのコンビネーションを考えず、待ちきれず抜栓。
グラスに注いだ瞬間に感じる「ただならぬオーラ」は、名前から感じるのではなく、しっかりとその液体から感じられます。
鼻をグラスに突っ込むと、もう、ずっと嗅いでいたいぐらい、パーフェクトなアロマ。
獣、土、腐葉土、枯葉、スモークベーコン。一見重苦しいワードが並びますが、決してヘビーな印象はなく、うまく溶け合ったといった表現がしっくりときます。
芸術的な濃い紫色で、トロ~とした粘性は、力強さを決定づけさせてくれる。
口に含むと、スパイシーなシラー感が全面に出ていたので、初日は1杯でそっと窒素注入。
これを得意とするか苦手とするかで、評価は大きく変わってきますが、私は苦手なタイプ。
以後4日間にかけて味わいましたが、どうしてもグラスが進まない、、、、、。
決して悪い印象ではないのですが、この四日間のディナーメニュー(妻に文句言えない)が、
- 初日、ヒラメの刺身
- 二日目、尾道ラーメン
- 三日目、鯖の塩焼き
- 四日目、ざるそば
しかも、同時期に開けているボトルが
- 大好きなワイナリーの大好物ピノ・ノワール
- 裏切りのない樽シャルドネx2本
- 新発掘ヴェオニエ
と、かなりアウェーな状況でテイスティングしてしまったのが敗因です。
塩胡椒がしっかり効いたステーキや、野外でのBBQなんかと合わせることができていたら、大絶賛したであろうポテンシャルは十二分に感じることができたので、悔やまれます。来年飲むようにもう一本買っとこうかな。。。。