シャンパーニュ・ディディエ・ショパン
CHAMPAGNE Didier Chopin
参考価格:5000円
購入価格:5本で1万円
産地:フランス/シャンパーニュ
品種: ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ60%
糖度:7度
購入元:マイワインクラブ(楽天にもあり)
インポーター:株式会社ベルーナ
通常安価なタイプでも3千円はするシャンパーニュ地方の飲み物ですが、今回はマイワインクラブさんの激安セットで、1本あたり驚異の2千円(税抜き)でゲット。
安かろう悪かろうって言葉もありますが、一応シャンパーニュ地方の厳しい基準をクリアしているって事実を踏まえ購入してみました。
このワインは、セットの中でもセンターポジション。すなわち、このシャンパーニュを飲めば、このセットの良し悪しが分かると言っても過言ではありません。
しかし、過度な期待ほど落胆度も大きいので、高揚する気持ちを抑えつつ、無垢な気持ちでいざテイスティング開始。
注ぎたては、香りも強く、泡の強さも感じられるので◎
肝心のお味ですが、そこそこのワイン通なら十人が十人シャンパーニュって答えれそうなほど、お手本的安価シャンパーニュテイスト。
「安価」って言葉の裏には、ベタついた甘さがあると言うこと。
味のわかりやすさと言った意味ではポジティブな側面なのですが、繊細さに欠けると言えば完全にネガテイブ。
それに加え、泡の持続性も低く、泡が抜けきると甘い砂糖水ワインに降格。
シャンパーニュを飲み慣れていない「ワイン好き3〜4人」で1杯ずつ楽しむ分には、全く問題ありませんし、むしろ2千円って考える大当たり。
しかし、一人でゆっくり味わうには、魔法がすぐ溶けてしまいます。抜栓するタイミングは考えなくてはいけませんね(むしろ昼間に一人でゆっくりシャンパーニュ飲んでいる私こそ害悪)。
庶民のワインポイント
価格:4点
生産地:4点
買いやすさ:3点
売り文句:3点
インポーター兼販売元さまから拝借。コメント自体は綺麗ですが、飲み頃温度10度はいかがなものかと。この人工的テイストなら5度でも良いぐらい。
淡い黄緑色の中に、小粒の泡が元気良く立ち昇っていきます。柑橘、トロピカルフルーツの香りに、ほのかに酵母のスパイス。酸味と果実味がやさしく溶け合っている中を、泡が心地良く出ています。後口にかすかな苦味を含んだ果実味が残り、食中酒としてもぴったりです。
https://mywineclub.com/products/detail.html?prod_id=NE207-7781406-0-5
アロマ:4点
複雑性:4点
余韻:3点
バランス:2点
たいがくんポイント:4点
個人的には大満足。しかし研究所的に分析した結果、ややディスり気味になってしまいました。
総合評価:Aマイナス(値段以上の味わい)
少し高くなりますが、センターポジションを味わった限りでは↓のシャンパーニュ セットの方がお勧め。