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アメリカ

オレゴンと言えばピノ・ノワール

クラウドライン ピノ・ノワール 2022

Cloudline Pinot Noir 2022

参考小売価格:4400円

産地:アメリカ・オレゴン州

品種: ピノ・ノワール

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:三国ワイン

年末の楽天スーパーSALE福袋でゲットしたオレゴンのピノ・ノワール。

ピノ・ノワールの銘醸地として名高いオレゴンですが、円安の影響もあり普通に買おうとすると5千円近い金額が必要となります。

それならブルゴーニュ飲みたくなるよねというのが、一般的なワイン愛好家だと思うのですが、少しワインを勉強するとオレゴンもブルゴーニュに負けていないぐらい高いテンションで味わうことができます。

オレゴン州がピノ・ノワールの銘醸地として知られる理由は、冷涼な気候と多様な土壌条件にあります。特にウィラメット・ヴァレーは、冷涼な気候がブドウのゆっくりとした成熟を促し、エレガントで複雑な味わいのピノ・ノワールを生み出します。また、火山性土壌や堆積土壌などの多様なテロワールが、多彩な風味を持つワインを可能にしています。1960年代以降のワイン生産者の情熱と革新も、品質向上に寄与し、世界的な評価を得ています。

そして、この生産者。販売ページには「オレゴン州でもっともコストパーフォーマンスが高い」と記載されています。

これは期待せずにはいられない。

2日に分けてじっくり味わってみました。

初日はすき焼きを食べるタイミング。香りはおとなしめですが「エレガント」と言える上品さがありますが、コクてキツイです。余韻まで続くアルコール感が、果実味のグラデーションを邪魔します。

ワインの個性が強いので、すき焼きとの相性は悪く、急遽安日本ワインのキャンベルアーリーを登板させたほどです。

とはいえ、バゲットをかじりながら飲むと流石です。アルコール感が薄まりワイン本来のポテンシャルを味わうことができます。

二日目は炭焼き焼き鳥と。

食前に味見がてら一口味わってみましたが、初日の印象とさほど変わらず「キツイ」です。

もちろん、シラフの明るい時間の1杯目に飲んでいるからということもありますが、アルコール度数13.5%の表記通りガツンときます。

酸味主体。舌に乗ったあと襲うタンニン。バター系との相性は抜群ですし、タンニンが強いので炭焼き焼き鳥との相性は抜群です。

ブルゴーニュとは全く毛色のちがうピノ・ノワールなので、好みの問題でしょう。

このワインがオレゴン州で最もコストパーフォーマンスの高いワインというのであれば私はブルゴーニュ派ですかね。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Cランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com