KWV ケープ・ルビー ポート
N.V. KWV Classic Collection Cape Ruby
参考小売価格:1980円
産地:南アフリカ
品種: 酒精強化ワイン
購入元:Amazon
インポーター:国分グループ株式会社
Amazonセールで購入したデザートワイン。
俗に言う酒精強化ワインと呼ばれているもので、アルコール発酵中にブランデーを添加することで糖分がアルコールに変換されるのを中断し、ブドウの甘みを残した甘口仕上げになっております。
本場はポルトガルのポートワインが世界三大酒精強化ワインと言われているのですが、今回のワインは南アフリカで造られたオルタナティブ。
本来はポルトガルで定められた基準によって生産されたものが「ポート」ワインなので、ここのワインはポートワインではありません。Amazonの商品ページでは「ルビー(ポート)」と表記されているので、ミスリードを誘いつつ逃げ道を作ってる素晴らしい作戦だと思います。
私は知ってて買ってるので全く問題ないのですが、勉強してないと普通にポートワインだと思いますからね。ルビーポート(3年程度の樽熟成で出荷される赤ワインのスタンダード品)まで記載してあると、知っててもポートワインとしての味わいを期待してしまいます。
食後のシメに飲んでみました。
甘いワインは冷え気味が良いと思い、温度は8度スタート。渋さや熟したプラム系の枯れたニュアンスを感じます。しっかり甘くてキャンディーのように舐めながら飲みたいところですが、口内滞留時間が長いと齒が溶けそうになります。
好みによるのですが、私が感じた適正温度は15度ぐらい。より甘くは感じるものの、枯れた感が薄まり引っかかりがなくなります。
グラス1〜2杯で飲み飽きるので暴飲対策になりますし、ワインと違って開栓後にすぐ傷まないので数日またいでゆっくり飲めるのがストロングポイント。
Amazonだと常時定期便割で買えるので、「ルビーポート」を勉強した人は試してみてほしい。
本日の組み合わせ
食後の追い込みワイン