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フランスその他

ピクプールドピネ/南仏の暗記にぴったりのワイン。

ドメーヌ・カブロル ピクプール・ド・ピネ プレスティージュ 

Domaine Cabrol Picpoul de Pinet Prestige

参考価格:2052円

購入価格:1680円

産地:フランス/ランドック

品種:ピクプール・ド・ピネ

購入元:ワインクラブ30(フィラディス)

インポーター:株式会社フィラディス

庶民のワインポイント:62.2点

さて、ソムリエ・ワインエキスパートの一次試験もいよいよ終盤に差し掛かってきましたね。

ワイン中毒者の私はもちろん初日で一発合格なので、遠い昔のように思えますが、当時を振り返ってみて苦労したのが、「ランドック」と「南西地方」の暗記。

なぜか?

だって、飲む意欲が湧いてこないんだもん。。。

そう、暗記に必要なのは単語帳ではなく、飲んだ経験値。

全地方のワインを飲むのは不可能でも、一つの地域を決めて買って飲めば、不思議と近辺の情報も頭に入るので不思議なものです。

さて、このワインは、ランドックの土着品種「ピクプール・ド・ピネ」。

こんな変わった名前の白ワインを飲むだけで、ランドックの全AOCと認定品種を覚えれること間違いなし!

そんな高めのテンションからは打って変わって、味の方は至って平凡。

ピクプールドピネって特徴がなさすぎて、次回飲んでもわからなさそう。

代表品種に置き換えて例えるなら「だらしのないリースリング」「甘ったるいソーオヴィニオンブラン」「ミネラル感を排除したステンレスシャルドネ」。あえて悪口でたとえましたが、決してネガテイブなワインではないですよ。

スタート8度で飲み始めましたが、10度すぎが飲み頃。適度なコクがあり、カジュアルワインながら、じっくり味わって飲んでも楽しめるタイプ。もう少し安ければ、炭酸割りにして飲みたくなってきます。

庶民のワインポイント

価格:83点

生産地:45点

買いやすさ:85点

売り文句:90点

シャープやミネラルと表現されていたのに少し疑問。他は異論なしの素晴らしいテイスティングコメントでした。

アロマ:31点

複雑性:45点

余韻:35点

たいがくんP:88点

土着品種で素直に受け入れれる味わいなのは評価せざる得ない。

ネガテイブコメントが多めですが、決して悪いワインではないです。

加算点前の平均:62.2点

メディア:0点

生産者:0点

SNS:0点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。