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オーストラリア

スクリューキャップワイン大好き。チュ。

ベンチマーク・セミヨン・ソーヴィニヨン・ブラン/BENCHMARK SEMILLON SAUVIGNON BLANC

参考価格:1600円

購入価格:10本で9980円(パーティーパック)

産地:南オーストラリア州

品種:ソーヴィニオンブラン/セミヨン

購入元:エノテカオンライン

インポーター:株式会社エノテカ

エノテカ10本セット最後の一本です。

セットの半分以上が同じようなソーヴィニオンブランタイプだったので、後半の方は、同じような味わいに嫌気がさしてきて、適当レビューのディスり気味でしたが、最後ぐらいは純粋な気持ちでグラスに向き合うことにします。

オーストラリアで一番生産量が多い南オーストラリア州。生産量が多いと言うことは、必然的に栽培条件が他所よりも優れていると受け取ってもあながち間違いではない。

そう、今回は一つ一つポジティブに考えていきますよ。

品種のメインはソーヴィニオンブラン。これまた、オーストラリアでは白ブドウ第2位の生産量を誇る、同国の白ワイン代表格といっても過言ではないでしょう。

さて、

グラスに鼻を近づける前にここまで書くと、目の前にあるグラスに対して「飢えと渇き」が芽生えてきます。これだけでかなりのアドバンテージ。

では、始めます。

薄いグリーンかかったイエロー。フレッシュで爽やかな青リンゴをイメージさせる外観。

くんくん

まさに青リンゴ、レモン、グラスを回すと、かすかにラムネ。

うむ。悪くない。

酸味自体はしっかり感じられますが、なめらかなので、トゲがない。ここで甘くなると一気にバランスが崩れるところですが、キュウイフルーツで例えるとゴールドよりグリーンの味わい。ここは混じっているセミヨン君のファインプレーといったところか。

コンパクトに収まってて、後味もスッキリしているので、寝起きすぐでも飲める優しさがあります。

今回のセットワインまとめ。

全体的に無難なワインが揃っていたので、「ハズレ」はなかったです。

しかし、無難な故の「個性」といった点では、生産国や品種で重複していたワインも少なくなかった為、面白みがなかったのも事実。

結論としては、年間白ワインの消費量が50本未満ぐらいの人なら、安価で、外れなく、定番品種を楽しめるので、絶対後悔はしないセットですよ。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。