ブリー ホワイト リースリング
Bree White Riesling
参考小売価格:1800円
産地:ドイツ
品種: リースリング
購入元:Amazon
インポーター:国分ワイン
先月のアマゾンセールで購入したドイツのリースリング。
ここ最近は3,000円を超えるクラスを続けて開けていたので、久々の“安ワイン”に舌がどう反応するか、少し不安でした。しかもラベルには「やや甘口」。その“中途半端な甘さ”という言葉が、ワイン好きにとってはもっとも判断が難しい領域です。
完全な甘口なら食後のデザート代わりに楽しめますが、半端な甘さだと食中ワインとしてのバランスが崩れがち。
恐る恐るグラスを傾けると——。
外観からはしっかりとした粘性を感じつつ、アルコール度数は10.5%と控えめ。それでも香りは豊かで、3,000円台のリースリングと比べても遜色がありません。
レモンや白桃、トロピカルフルーツのアロマに、ほのかに漂うペトロール香。甘みは確かにあるものの、食事と並べても違和感のない絶妙なバランスです。
女性醸造家が「女性のために造った」というコンセプトから、最初はジュース的な軽さを想像しました。けれど実際には、“飲みやすい”を通り越して、ワイン好きの女性たちがラッパ飲みしそうな勢いのある一本。
子どもの頃、結婚式や法事の席で飲んだ瓶入りオレンジジュースを片手に、お寿司をつまんだあの感覚を思い出しました。懐かしさと幸福感が同居する味わいです。
表記通り“やや甘い”ながらも、造りは本格派。
千円台前半でこのクオリティのリースリングを味わえるとは、まさに掘り出し物。高価格帯に慣れた舌でも素直に楽しめる一本でした。
ちょうど今、アマゾンのタイムセール中(リンク)。見かけたら、迷わずカートへどうぞ。






