アストロス シャルドネ 2022
Astros syarudone 2022
参考小売価格:578円
産地:チリ
品種: シャルドネ
購入元:タカムラワインハウス(楽天)
インポーター:タカムラ株式会社
クリーム系の料理に合わせたい品種ナンバーワンはなんといってもシャルドネ。
樽熟成から生まれたバニラの風味が、濃厚なクリームと相乗的に美味しさを格上げしてくれます。
その一方で、シャルドネには樽で熟成されていないタイプも存在します。
その中でも、すっきりタイプと、濃厚果実味タイプがあり、飲む前にワインの情報をしっかり確認しておかないと、印象と違って大失敗してしまいます。
今回のワインは旨安セットからチリのシャルドネ。
フランスの場合はブルゴーニュや南フランスなど、地域ごとで系統が偏っているのでどんなタイプか飲む前から判断しやすいのですが、、チリやその他新世界と呼ばれている地域のシャルドネには注意が必要。
しかし、夕方のアルコールが枯渇した状態では、そんなこと考えてられません。
ラベルの雰囲気からなんとなく予想し、今回は疑いもなく「オークチップ系(樽の風味をチップで味付けしたタイプ)」だと判断。
クリーム料理料理食べるタイミングで飲んでみました
一口飲んで自分の慢心さに嫌気が差します。濃厚果実系の酸味タイプです。想像していたのと真逆のタイプ。
引き締まった酸味に後味でレモン。ワインだけで十分美味しい濃さがあります。
ただ、予想とは違う味でしたが、料理も予想とは違う味わいだったので逆に良いペアリングとなりました。
ポイントはにんにくとレモン汁。
酸味系ワインとにんにくレモンは相乗を期待できる掛け合わせ。
たまたま調和し、マリアージュ成立。
そして、このワイン。値段見てワイン吹き出しそうになりました。
定価600円切りです。セットで安くなってるとかじゃなくて、常時578円で売ってます。
今まで箱ワイン伝道師なんて自称しておりましたが、こんな安くて美味しい瓶ワインがあるのなら、箱を選択する理由がなくなってきます。
いはやは、旨安恐るべし、タカムラさん直輸入ワインを注視せよってなりますね。
誤解を生みそうなので補足しておきますが、所詮は「安ワイン」です。
感覚的には1500円前後ってところです。普段3千円前後のワインを飲んでる人にはものたりないですよ。
本日の組み合わせ
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Sランク
|
|