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チリ

税込み500円以下の衝撃。

サンタ・ヘレナ・アルパカ・シラー 2021

Santa Helena Alpaca Syrah 2021

参考小売価格:税込み495円

産地:チリ

品種: シラー

購入元:うきうきワイン

インポーター:アサヒビール株式会社

ポッドキャストのアルパカ企画でとらゔぇるそさんが選んでくれた1本。

ローヌ地方のワインに苦手意識があるので、普段はシラーを購入することがありません。

熟成されたシラーやお高いのはそりゃ美味しく感じますが、庶民レベルでたどり着けるシラーには高確率で落胆させられます。

とはいえ、たまにはメンテナンスがてら無性に飲みたくなる品種ではあるので、人に選んでもらえると素直に飲むことはできます。

今回のシラーは、とらゔぇるそさんから事前にローヌとは別物と聞いていたものの、実際にシラーっぽくなくて驚きました。

泉さんが一言目で「かるぅ」って発言したとおり、シラーにありがちな「スパイス要素」やシラーズでありがちな「ボテッと」感がありません(ちなみに軽くはないです。おそらく泉さんは酔ってたからアルコール度数を麻痺して感じていたのでしょう。」。

タイプ的には厚化粧ワインですが、格安金賞ボルドーセット飲むよりよっぽど美味しいです。

安ワイン頭痛する説を盲信している人は一口飲んで吐き出しそうですが、著名なサービスマンに注いでもらうとキラキラさせながら「美味しいです(うっとり)」とも言いそう。

アルパカブランドが逆ブランディングになる人には受け入れがたいクオリティし、アルパカを認めている私でさえもマインドセットは必要です。

アルパカを如何にアルパカと飲まずに飲めるか。そこがこのワインを美味しく感じれるかどうかを握っていますね。

注意:当研究所では、高級ワイングラスを利用し、適性温度でテイスティングしております。冷蔵庫温度や常温のワインをマシンメイドグラスで味わった場合とは感じ方がかわりますので、その辺り差し引いてご閲覧ください。

本日の組み合わせ

トリ大根の煮物。醤油ベースですが、無難に合わせれました。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Aランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。