サン・シニアン・ロックブルン “セニュール・ドープナク 2011
Saint-Chinian Roquebrun ‘Seigneur d’Aupenac’ 2011
参考小売価格:??記憶では3千円ぐらいで買った気がする。
産地:フランス・ラングドック・サンシニアン
品種: シラー主体
購入元:リカオー(店頭)
インポーター:株式会社ルミノ・ヴィーノ
地元の格安酒販店のリカオーさんでまとめ買いしていた特別な1本。
ボトルの形状や記憶の書き換えで脳内では高級ローヌと思い込んでストックしておりました。
いつもブログをご覧になられている方はお察しかと思いますが、当研究所のシラー出現率は低め。フランスの産地ではローヌ地方が一番テンションが上がらないワインだったりします。
そんな折、ポッドキャストにご出演して頂いた秋元氏がローヌの魅力を語っていたので無性に飲みたくなった次第です。
まずは外観。
若いワインの色味は気にしませんが10年以上熟成されているだけあり、オレンジおびた熟成カラーが胸をときめかせます。
ソーセージや馬肉の獣感を漂わせながら、花や杉の香も感じる高級ワイン要素のオンパレード。
シラー特有のスパイス要素もしっかり残っており、濃厚でパワフルな果実味も共存。
第一印象は今年飲んだワインで一番の感動度。
合わせるべき料理がハマれば戦闘力も上がりますが、むしろワインだけでゆっくり楽しめるクオリティ。
ブログ更新のために情報をまさぐると、日本では流通量が少ないようですが、裏ラベルには2017年ワインアドヴォケイド90点の実力と記述されています。
実は飲み初めはローヌワインと思い込んでましたが、ラベルみるとサンシニアン=ラングドック地方。先入観と記憶の改変によるミスリードしていました。
近いうちローヌワインも飲んでみます。
本日の組み合わせ
ステーキにも濃い系チーズの代表格ゴルゴンゾーラにもピッタリ。
ローヌ好きの業界関係者と話してたら無性にローヌ飲みたくなったので、去年買ったとっておきのストックを解放。
11年熟成の高ワイン(3千円ぐらい)くっそ旨くてローヌ好きになる🍷
国産サーロインステーキとゴルゴンゾーラで楽しむ。#庶民の晩酌週末バージョン pic.twitter.com/ugZt7aMwd0
— 庶民のワイン研究所🍷箱ワイン伝道師🍷ワインの授業(Podcast) (@taigakunwine) May 8, 2022
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Aランク
ネットでは出てこなかったので、四国在住の人はリカオーさんの店頭でゲットですよ!