オンラインワイン会も開催中
ニュージーランド

NZピノってなんか安心感あるよね♪

ボートシェッド・ベイ. マールボロ ピノ・ノワール 2018

Boatshed Bay Marlborough Pinot Noir 2018

参考小売価格:1950円

産地:ニュージーランド/マールボロ

品種: ピノ・ノワール

購入元:かめや

インポーター:モトックス

Boatshed Bay Marlborough Pinot Noir

ニュージーランドのピノ・ノワールは、安くてもハズレがない印象なのですが、今回はモトックスさん輸入のニュージーランドシリーズで一番安価な「ボートシェッド・ベイ」を全種類まとめ買いしてみました。

安価と言っても定価2千円近いので、比較対象は庶民の十二使徒「インドミタ デュエット プレミアム ピノ ノワール 」あたりになってきます。

このインドミタ デュエット プレミアム ピノ・ノワールは、最近有名ソムリエも絶賛しており、ずば抜けた存在。故に比べるのはかわいそうなのですが、あまりワインを買わない層にとっては「新世界のピノ・ノワール、どれ変えば良いの?」って指標にはなると思います。

香りの強さは中程度。グラスを回すと、甘めの赤果実を主体としたチャーミングなアロマ。透過性が高いので薄味を予想しておりましたが、酸とタンニンが効いているのでバランスは綺麗。

私レベルになると、ブラインドで飲んで1000%ニュージーランドのピノ・ノワールと当てれる事が可能な典型的なNZピノ・ノワール。

そう考えると、「新世界ピノ・ノワールどっちを買えば良いの?」って話は変わってきてしまい、「チリのピノ・ノワール」と「NZのピノ・ノワール」って全く違う土俵の話になってしまいます。

濃い目で余韻まで楽しめるエレガントなタイプはインドミタプレミアム。

優しい口当たりで、昼飲み、野外飲みにピッタリ。カジュアルに楽しみたいのはボートシェッド・ベイ。

しかし、あえてどちらか1本しか選べないってなったら、インドミタの値段設定はいい意味でおかしいわって思えますわ。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

値段(小売):45点

生産地:3点

アロマ :6点

バランス :7点

余韻 :6点

複雑性:6点

買いやすさ:3点

主観:7点

総合得点:83点

庶民のマリアージュ

豚しゃぶ(ポン酢)、生春巻き(スモークサーモン)、アスパラベーコン、クラブハウスサンドイッチ

当研究所がテイスティングに使用している、神グラス↓旨さ爆上がりです(マジ)。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。