ザルツベルク甲州
SALZ BERG Koshu
参考小売価格:2300円
産地:山梨
品種: 甲州
購入元:Cave de L NAOTAKA(楽天)
製造元:塩山洋酒酒造株式会社
店主はこの5本で日本ワインにハマりましたセットから2本目。
近年日本ワインのクオリティは上がっていると言われています。
これは私の印象なのですが、有識者が選ぶオススメの日本ワインはヨーロッパ品種だったり、生産本数の少ない品種のような気がします。このセットは、「甲州3本」「マスカット・ベーリーA2本」と日本の代表的な品種に絞られています。すなわち何が言いたいのか。
ヨーロッパ品種だと「日本ワインなのにヨーロッパのワインみたい」と評価できますし、珍しい品種だと「初めて飲んだ味だ!」となります。
「甲州」や「マスカット・ベーリーA」のおすすめワインは、各々が抱いている「甲州」や「マスカット・ベーリーA」のイメージを超えてくる必要性があるのです。
皆さん、日本ワインで持ち込みワイン会するとき「甲州」や「マスカット・ベーリーA」選びますか?
5千円以上の価格帯ならいざしらず、3千円以下で甲州やマスカット・ベーリーAをセレクトすると「つまらないもの持ってきたな」と思われかねません。
しかし、今回の甲州は私の抱いている甲州のイメージを超えてきました。
甲州革命です。
値段を二度見しました。
3千円の味を軽く超えてきてます。繊細さだったり、味わいの立体感だったり、ただ薄くて飲みやすいだけの2千円甲州とは一線を画するクオリティ。
輸入ワインには無い日本ワイン特有のエレガンス。出汁の旨味を引き出す味の素の成分でも入っているのでしょうか。和食とのペアリングありきのワインなのですが、「カルボナーラと樽ドネ」や「ステーキとカベルネ・フラン」みたいな鉄板の組み合わせに匹敵します。
食事開始から30分ほどで1本飲み干してしまいました。
これ、単品でも売ってるので絶対に買いです。日本ワインの目指すべき方向性ってのが見えた気がします。
本日の組み合わせ
至高の筑前煮と至高のだし巻き卵。合わせるのは店主が日本ワインにハマったキッカケとなった甲州。食事開始から30分ほどで1本飲み干してしまいました。これ、ガチです。#日本ワイン #庶民の晩酌 pic.twitter.com/7f0duijUN3
— 庶民のワイン研究所・ワインの授業(Podcast) (@shomin_wine) February 16, 2023
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Sランク
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