シチリア ムニール ヴァルディベッラ2018
Sicilia – Munir 2018
参考小売価格:2100円
産地:イタリア・シチリア州
品種: カタラット80%、カタラット エクストラ ルチド20%
購入元:鬼田酒店
インポーター:株式会社ラシーヌ
地元酒屋さんからのラシーヌの特価案内で購入したうちの1本。
ポッドキャスト8時間目でも少し振れておりますが、最近自然派と呼ばれているワインが好きになってきた傾向があるので、自然派ワインの輸入に定評のあるラシーヌさんの特売は見逃せません。
さて、シチリアの有名土着品種である「カタラット」ですが、消費ペースでは年間に2本飲むぐらいの少なさ。過去記事振り返ったり、味わいを思いだそうとしても無難なワインとしか思い出せず、新鮮な気持ちで挑みました。
香りの強さは2千円ワインとしては合格レベル。グラスを回さなくても、鼻を少し近づけるだけでキャッチできます。
温暖地域にありがちがパイナップルやパッションフルーツ的要素に加え、紅茶やミネラル感もあり複雑性は上々。端的に言うと、野菜生活の黄色からどろどろした感じを抜いた飲み物。
飲み始め9度の時は、味にふくらみを感じませんでしたが、12度ぐらいまで上がってくると本来のポテンシャルが発揮するタイプ。骨格が柔らかいながらも、主張はしっかりしていて、ワインだけで楽しんでも行けますよ(昼間なら)。
自然派ワイン特有のくせっ毛や「未知的要素」皆無なので、肩透かし感は否めませんが、飲みやすさと言った意味では幅広く受け入れられるタイプですね!
庶民のワインポイント
値段(小売):45点
生産地:2点
アロマ :6点
バランス :5点
余韻 :5点
複雑性:7点
買いやすさ:3点
主観:3点
総合得点:76点
庶民のマリアージュ
油揚げの素焼き、厚揚げ豆腐。