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オーストラリア

シャルドネ選びって実は一番難しい。

ブリーチェンズ シャルドネ マーヴェリック

Breechens Chardonnay

参考小売価格:2400円

産地:オーストラリア/バロッサバレー

品種: シャルドネ

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:ラ・ラングドシェン株式会社

コロナによるロックダウンの為、在庫過多で半額となっていた「あり得ない価格シリーズセット」4本目。

今のところ「リースリング」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」「セミヨン&シャルドネブレンド」を試していますが、例外なく「あり得ない価格」と言える満足度。

しかし、シャルドネって品種は、造り方によってタイプが大きく異なり、単純に品種だけじゃ味わいの予想ができないのです(ブルゴーニュを除く)。

そう言った理由から、当たり外れが大きく、今回も恐る恐る飲んでみましたが、見事想像に反した味わいで第一印象は最悪。

樽熟成されていながら樽のニュアンスを感じられず、果実味主体の酸味が強く、バター系を欲しているに飲むとギャップで苦しみます。

ただし、それはこちらが勝手に想像していたことであって、冷静に飲むと「あり得ない価格」もまんざらではありません。

果実味が豊かでふっくらとしたボディなのに、シャープな酸味が全体のバランスを整えています。

そして後日、ニューグラスを使用して飲んだところ、柔らかい樽感がキャッチでき、大化けしました。今まで味気ないテイスティンググラスをしようしておりましたが、貴族のグラス、侮れないですよ※

↓当研究所が激推しする、どんな品種でもカバーできる汎用性の高いグラス

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

値段(小売):41点

生産地:3点

アロマ :5点

バランス :6点

余韻 :5点

複雑性:5点

買いやすさ:3点

主観:3点

総合得点:71点

庶民のマリアージュ

濃厚系プロセスチーズ、寄せ鍋(ポン酢で)、会話を楽しみながら。

 

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。