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・テイスティング日記

【レアワイン】クラファン特権で飲んでみる

2021 ブラックビート&藤稔 よさ来いワイナリー

Yosakoi Winery BLACKBEAT & FUJIMINORI 2021

参考小売価格:2500円

産地:日本・高知

品種: ブラックビート、藤稔

購入元:よさ来いワイナリー

製造元:井上ワイナリー株式会社

ワイン好きなら誰しもが地元のワインを飲んでみたい気持ちはあるでしょう。

オレンジワインの時も紹介しましたが、よさ来いワイナリーさんは2021年がファーストビンテージのできたてホヤホヤの高知の新鋭ワイナリー。

クラウドファウンディングで1万円の返礼ワインとして送ってもらいました。

同じ市内からの発送かつ冬場なのにクール便を利用してくるあたり、「このワインはデリケートですよ」と無言のプレッシャーを受けます。

同封されていた注意書きに「飲み頃はもっと先」や「満足のできる仕上がりにはならなかったので販売を控えるようにした」とあったので、評価するのは気が引けますが、

届いたら1ヶ月以内に飲むのが当研究所のスタイル。

生産者さんが納得できてないワインって前提条件を受け入れた上で飲んでみました。

透過性が高いので、ロゼワインと思って飲み始めましたが、表記はしっかり赤ワイン。

ネガティブなオフフレーバーを身構えていたたので、フルーティーで心地よい甘さの香りにギャップ萌えします。

飲んでみても全然悪いとは感じないんですよね。

ライトボディーなのに、酸とタンニンが舌に乗ってくるので、飲みごたえあり。

酸っぱさも程よく、むしろ朝から昼間に飲む分にはこれぐらいの塩梅で良いのではと感じます。

もっと高くて残念に感じるワインも少なくないので、来年以降の出来栄えが楽しみになりました。

もちろん地元フィルターはありますが、どこにも真似できない独自の味わいが出てる点では玄人好みのワインですよ。

https://yosakoi-winery.com

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:来年以降に期待

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。