プティ・ルッチーニ マイ・エ・ケンジ・ホジソン
VdF Blanc P’tit Luchini / Mai et Kenji Hodgson.
参考小売価格:税込み4千円近い。
産地:フランス・ロワール
品種: シュナン・ブラン
購入元:三本酒店
インポーター:ヴァンクゥール
シュナン・ブラン自体とても好きな品種ですし、なんか「ケンジ」って名前に親近感わきませんか?
エチケットから何となくの味わいを予想しながら飲みましたが、想像を超えるクオリティ。
癖が強いので、好き嫌いは分かれそうですが、私は大好物のジャンル。
ファーストアタックでピリリりりっと感じる棘のある酸味。出汁や生物の生臭さの要素を解き放ちながら、苦辛で余韻までは切れ味バツグンのドライフィニッシュ。
値段通りの満足感(特上うな重クラス)を得られた凄まじいいワインなのですが、実は「食事とのペアリング前提」ワイン。
ワインのみで楽しむと、やや「辛」要素が勝ちすぎていて2杯でウップス、ってなってしまいますが、組み合わせの受け皿は広いです。
和風ステーキから刺し身全般全部カバーできる懐の広さありますよ。
本日の組み合わせ
塩サバ、きんぴら、大根おろし、レタスサラダ、豆腐with生姜のすりおろし。生臭さ爆発するかと身構えて合わせてみましたがマリアージュ成立。元々の癖が強いので、お互いの毒を相殺し合う感じ。おでんなんか全種類とキレイに合わせれるのではないかと想像してます。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Aランク
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